結婚直後はSEX回数も多いのですが・・・ |
日本は1年のセックス回数が45回と今回も世界最低を記録してしまいました。この結果についてはなんともコメントしづらいものはあります。ペース的にいうと週に1回弱ということですね。
しかし、このサイトではSEXの回数自体の問題ではなくて、今回の調査で不妊治療との関連がないかという部分に着目してみました。
SEX回数と不妊の関係
SEXの回数が多ければ出生率が高いかどうかという部分です。
ちなみに多い方から順番に比較していきましょう。
SEX数の多い国
ギリシャ 138回 出生率(2002年 1.27)
フランス 120回 出生率(2002年 1.88)
イギリス 118回 出生率(2002年 1.63)
オランダ 115回 出生率(2002年 1.73)
SEX数の少ない国
日本 45回 出生率(2002年 1.32)
シンガポール 73回 出生率(2003年 1.25)
インド 75回 出生率(2000年 1.8)
インドネシア 77回 出生率(2003年 2.3)
よってSEXの回数ではあまり出生率に影響がないことがわかります。インドはもっと出生率が高いかと思ったら一人っ子政策でどんどん減っていっているということです。SEXの回数うんぬんより政策や社会情勢が子供の数を決定していると言うことがいえるかと思います。
旅行やリゾートは夫婦の性生活を豊かにするためのいい方法ですね。 |
性感染症の比較
不妊の原因である性感染症のデータを比較してみると下記の通りです。
世界平均 13%
日本 8%
最多国 (ノルウェイ)21% 出生率(2002年 1.75)
日本人の性感染症は世界に比べて少ないことがわかります。しかしコンドームを使わないSEXを比較すると下記の通りです。
世界平均 47%
日本 43%
最多国(ノルウェイ) 73%
ということでコンドームの使用率と性感染症は関連があると考えられます。よって日本の数字は少し少なめに出ているというのは無症状のクラミジア感染などは見過ごされている可能性も否定できません。
日本の場合、性交渉していると考えられる学生レベル(15歳~20歳)で婦人科検診を受けることが少ないので、そういう性交渉での感染をつかみきれていない現状があると考えられます。これは不妊症の1つの原因となりうると考えられます。
次のページはSEXと精神的な問題についてご紹介します。