胃腸の病気/食中毒

焼肉店の食中毒と難病ギランバレー症候群

夏の焼肉は夏バテ予防にうってつけの外食です。万が一食中毒は起こしても数日で治ります。しかし食中毒をきっかけに起きることがある難病がギラン・バレー症候群。手足が麻痺して最悪は人工呼吸器の管理になります。

西園寺 克

西園寺 克

感染症・健康情報 ガイド

医師

臨床検査の中で臨床細菌学、臨床薬理学、臨床免疫学を専攻しました。医学に関する幅広い知識をベースに、医学情報の洪水が起こっているインターネットの中で、正しい情報を提供する、ノアの箱船的なサイトを運営していきたいと思っています。

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焼肉の加熱調理の責任は食べ手に!

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加熱調理はしっかりと!
焼肉屋というと、御馳走、スタミナ、夏バテ予防という感じがします。低タンパクになりがちな夏には、確かに相応しい食事です。ただし、加熱料理の責任は、食べ手にある食事です。不十分な加熱調理は、食中毒の原因となる可能性があります。

キャンピロバクターも肉が好き!

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細長いらせん状の細菌です。
肉で食中毒というと集団発生して問題となった大腸菌の一種のO-157があります。肉が原因となる食中毒の原因菌としては、キャンピロバクターという細菌が重要です。キャンピロバクターは、細長くて螺旋状の形態をしています。キャンピロバクターによる食中毒は学校給食が原因で集団発生することもあります。症状は、比較的に軽くて、入院が必要となることはあまりありません。ところが食中毒が治ってから本来は体を守るための免疫反応が思わぬ難病を引き起こすことがあります。

>>次ページでは、ギランバレー症候群について解説します。>>
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