へび背は命を縮める!?
背骨が曲がるのは年のせい……と思っていると、とんでもないことに!? |
側弯症については小中学校の健康診断で早期発見が義務付けられており、必要に応じて治療が行われます。軽度の側弯症では一般的には成長が完了すると、側弯症も進行しなくなります。ところが、加齢に伴う肺機能の低下により低酸素状態となることや、あるいは肺に負担がかかることで心臓の機能まで低下させてしまうこともあります。更には、日中には気がつかないぐらいであっても、眠っているときに低酸素状態が続くと重大な健康障害を引き起こすこともあるのです。
側弯症の簡単チェック
側弯症を正確に診断するには、レントゲン写真で確認することが必要です。ここでは、簡単なチェック方法をご紹介します。小学生だった時のことを思い出して、ご一緒に行ってみましょう。- 目をつぶって……気をつけ!
- 小さく前へならえ!
本来の治療は、整形外科や整体(カイロプラクティック)で矯正することですが、合併症に対しては内科領域でも治療が必要になることがあります。その内容を少しだけご紹介します。
次のページでは内科で行う合併症の治療についてご説明します。