歯を抜いた後の気をつけたいこと
自分で特に注意する大事な点は、3つあります。- 抜いたその日は安静にする
- 腫れた時には冷やす
下の親知らずを抜いた時に起こりやすいのが「抜いた後の腫れ」です。こんな時は、冷やしてやると腫れる度合いを少しは減らすことが出来ます。抜いたあたりのほほの外側から冷却ジェルシートなどを貼り付けても効果があります。 歯を抜いた後は、出血が続いている場合を除いて、自分でいろいろ触らないようにする。これを忘れないようにしましょう。
歯を抜くと出血します。「かさぶた」の状態になるまでは、血が出やすいため、アルコールや運動、長時間入浴などの血行が良く(=出血しやすい)なるようなことをしてはいけません。
もし抜いた穴から血がだらだら出てくるようならば、清潔なガーゼやティシュなどを大きく丸めて穴の上に置き、しっかり咬んで圧迫して出血を止めます。ガーゼ全体が真っ赤にならなければ止血は完了です。少量の血がつく程度は正常です。
血が止まったら、穴の中にあるものを洗い流してはいけない
絶対にしてはいけないことは、口の中で水をころがし、抜いた穴の中の汚れたゼリー状のもの(これが「かさぶた」)を洗い流してしまうことです。「かさぶた」を汚いと思って剥がすと、いつまでたっても治りません。傷口が細菌に感染することもあります。
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