学校で感染しやすい結膜炎 |
こんな症状が気になったら結膜炎?
この疾患は、早期の対処と、周りの人々の感染予防対策がポイントです。家庭内でも感染して、家族全員が赤目にならないようご注意!子どもの目の異変、ココをチェック!
・白目(結膜)が充血している
・めやにが出ている
・涙が出やすい
・まぶたがはれてきた
・熱っぽい
・カゼの初期症状のよう
ウィルス性結膜炎とは?
ウィルス性結膜炎は、感染性の強いウィルスに感染して発症し、主に3種類の疾患があります。参考記事:プール熱の感染が拡大中[目の健康]
これらの結膜炎の症状は、白目(結膜)の充血、めやに、涙、まぶたの裏の炎症、角膜の炎症などです。発病後、数日から1週間位で症状がピークをむかえ、その後2~3週間で治ります。
咽頭結膜熱(プール熱)はのどの痛み、発熱、吐き気などを伴います。症状が軽くなっても、便のなかにウィルスがでていたり、白目やのどの粘膜から感染する可能性があるので、プール利用は許可されません。
主な感染ルートは?
ウィルス性結膜炎は、ほとんどの場合、子ども同士の接触により感染することが多いようです。学校で、感染者と直接接触する、同じ物に触れる、同じタオルを使う、そんな簡単なことでウィルスがうつるのです。咽頭結膜熱(プール熱)の場合は、プールの水中にいるウィルスや、感染者の使用したタオルやグッズに付着したウィルスなどから感染します。
次のページは、結膜炎になってしまったときの治療法、感染予防法をご紹介