枝豆の旬の季節
栄養価も豊富な枝豆。夏バテ対策の効果とは?
枝豆の歴史
そもそも枝豆は大豆の未熟豆で、豆と野菜の両方の栄養的特徴をもっています。なんと、夏の栄養補給源として奈良時代から食べられていたそうです。枝豆の働きとは
枝豆はタンパク質、ビタミンB1、ビタミンB2、カルシウム、食物繊維を多く含んでおり、ビタミンB1は糖質をエネルギーに変え、体内で疲労物質に変わるのを防ぎ、代謝を促す効果 があります。たいていのスタミナ回復ドリンクにはビタミンB1がいるのはそんなわけです。また大豆には含まれていないビタミンA、ビタミンCも含み、枝豆のタンパク質にあるメチオニンはビタミンB1、ビタミンCとともにアルコールの分解を助け、肝機能の負担を軽くします。というわけで「ビールのおつまみに枝豆」は非常に理にかなった事なのです。
また、枝豆は、むくみの原因となるナトリウムの排出を助けるカリウムも多く含みます。まさに夏のためにあるような万能食品ですね。
良い枝豆の選び方
おうちで枝豆を食べる時に選ぶときは、緑色が濃く、豆が大きく、さやがふくらんでいるものを選んでくださいね。最近の枝豆事情あれこれ
また最近話題になったセーフガードは枝豆には適応されていません(2001年現在)。いまでは国内生産量と同じくらいの量の冷凍品が海外、特に中国から入ってきています。量販店の小売価格は国産の生鮮品が一袋(300g)330円ぐらい、大阪が一袋(200g)160円で平年並み。7月中旬以降は国産品の出荷量がふえて値も下がるのでお買い得になりそうですよ。
アルコールの分解を助け、夏ばて防止に最適。今年の夏はちょっとヘルシーに、いつものおつまみに枝豆を加えてみてはいかがでしょうか。