二十歳を過ぎたら老化は始まっている!?
基礎代謝量の変化

基礎代謝量の年齢変化(第6次日本人の栄養所要量について「厚生労働省」)(クリックすると画像が拡大されます)
右のグラフをご覧ください。基礎代謝量の年齢変化(第6次日本人の栄養所要量について(厚生労働省))についてのグラフです。

基礎代謝というのは人間が横になっていて、なにもしなくても呼吸をしたり体温を保ったりするのに必要なエネルギーのことです。つまりは人が生きてゆくのに必要な最低限のエネルギーということです。

ところが、この基礎代謝量は人が一日に消費するエネルギーのうち約7割を占めているのです。残りは活動することによって生まれるエネルギーです。そして基礎代謝量は右のグラフをご覧になってもわかる通り、20歳をピークにだんだん減ってゆきます。つまり、20歳を超えたらだれでも太りやすくなってきてくるということですね。

「高校時代は放課後にドーナツを2個くらい食べていたのにぜんぜん太らなかったのに…」「焼肉食べ放題に行ってもぜんぜん太らなかった…」なんていうエピソード、よく耳にしますが、それはこの基礎代謝が関係しているのですね。

では、基礎代謝を上げるにはどうしたらいいのでしょうか?

基礎代謝には遺伝が大きく関係するといわれていますが、それだけではありません。筋肉(主に骨格筋)が多いほど消費エネルギーを上げることができます。しかも筋肉は鍛えることができるので、適度な運動をすれば基礎代謝を上げることができるのです。

やせすぎ、太りすぎも死亡率アップ!?
BMI(体格指数)との関係

BMIと死亡率の関係(International Journal of Obesity(2002) 26. 526-537)
右のグラフをご覧ください。BMIと死亡率の関係(International Journal of Obesity(2002) 26. 526-537)についてのグラフです。ここでBMIとは体格指数のことで、体重(kg)を身長(m)の二乗で割ったものです。22くらいが平均で、肥満の程度を判定するのによく使われる数値です。

グラフにご注目ください。男性、女性ともBMIが19以下、30以上では死亡率が2倍近くに上がっています。もちろん太りすぎは健康によくないのですが、同じくらいやせすぎにも注意したほうがよいことがわかりますよね。

無理なダイエットは死亡率という点から見てもあまりオススメできないのです。

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