これまで新芽食品と言えば、代表的なものが「もやし」ですね。もともと「もやし」は「萌やし」で、「目を出させる」を意味し、米・小麦・豆・野菜類の芽のことなのです。一般的に知られる「もやし」は、豆類のブラックマッペの新芽。他にも、大豆もやしやアルファルファ、緑豆もやし、かいわれ大根、目新しいものではえんどうのもやし「豆苗」も出回っています。
中国では、5千年前からすでに「もやし」が栽培され、当時から新芽は健康に良いと認められていたそうです。また日本では「かいわれ大根」が、平安時代の貴族など裕福な階級層の人々たちに食べられていた高級食材だったとか。
今回取り上げた「スプラウト」は、これらの新芽食品よりもっと若い、発芽して2.3日の赤ちゃん。そこにパワーの秘密があるのです。
◆ミニチュアみたいにかわいい野菜◆
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最近日本でも人気が高まり、スーパーなどでもよく見かけます。ブロッコリーだけでなく、クレス、マスタード、レッドキャベツなど、種類もさまざまです。またご家庭でも作れる栽培キットなども、インターネットで通販されています。水耕栽培なので、農薬や化学肥料も使わずできて、安心ですね。
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