はじめての確定申告の仕方

青色申告はメリットもたくさん。事前に届出が必要になります

青色申告はメリットもたくさん。事前に届出が必要になります

確定申告の季節になると、街の掲示板に「確定申告をしましょう」というポスターが貼り出されます。初めての申告であれば、あなたの仕事の経理がわかる帳簿と費目ごとに分けた領収書、得意先から送付された支払調書を持っていきましょう。帳簿がない場合は、領収書を管理しているエクセルデータをプリントアウトしていってもかまいません。

税務署に行くと相談窓口の担当者が、申告書の記入について丁寧に教えてくれます。細かい計算はあるものの、素直に記入をしていくだけで書類は完成しますので初心者の方でも怖がる必要は全くありません。ここで、何が経費として認められるかを担当者と確認してみましょう。光熱費や電話代などについても、働く時間から考慮し何割かを計上できますので積極的に聞いてみましょう。

ただし、今ご紹介した内容は「白色申告」の場合です。確定申告には、青色申告白色申告と2通りあるのですが、青色申告では控除額が大きいなどのメリットがある分、正規の簿記による帳簿の記帳、いわいる複式簿記にて経理を行うことが必要です。

【関連サイト】
SOHOの税金・法律知識

青色申告と白色申告の違い

青色申告と白色申告の大きな違いは、特別控除(最高65万円)と、赤字損失分の繰越(3年間まで)ができることです。青色申告にするか白色申告にするかは、あなたの仕事の規模や収入によって変わってきます。

■報酬は平均月3万円未満。夫の扶養の中で働きたい
→ 白色申告のままでもOK

■在宅ワークを始めて2年。一定の収入がでてきた
→ そろそろ青色申告を。青色申告届を税務署に提出しましょう。

■まだ売上はないが、継続して事業を行いたい
→ 青色申告届を提出しましょう。

など、自分の業務タイプにあわせて、どちらで申告を行うか選択しましょう。青色申告を行なうのであれば、個人事業主向けの「確定申告ソフト」を購入してもいいかもしれません。ソフトを使うと、経費の入力と設定のみで書類ができあがってしまうので、とても簡単です。ただし、いずれにしても用語の意味について理解していなければいけないので、税務署や地域の青色申告会にいき、きちんと説明を受けることをお勧めします。

少し難しいことも書きましたが、まずは自分にとってもわかりやすい経理体制を作ってみましょう。経理がわかってくると、利益率が見えてくるので仕事が面白くなりますよ。


※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。