派遣でも社会保険に加入できる?
派遣社員も社会保険に加入ができますが、条件があります |
保険加入は就業後、一定期間が経ってから
正社員と異なり派遣社員は期間限定で就業することから多くの派遣会社では、就業後1ケ月を経過し、その後も継続して就業することが決まって初めて各種保険の加入手続きをします。派遣会社に登録しただけでは、派遣会社との雇用契約は成立していませんので、保険加入もできません。
派遣会社の保険に加入できない期間は国民健康保険、もしくは前職からの任意健康保険に加入する必要があります。保証が途切れてしまわないよう注意が必要です。
保険料の納め方
加入後の保険料は、給与から天引きされます。金額は、基本報酬月額により異なります。基本報酬月額は、4月、5月、6月の給与平均値から算定されますが、その期間に就業していない場合は時給と勤務時間から算定されます。税金の納め方
派遣で働く場合、給与から天引きされます。派遣会社1社から派遣されている場合や2つ以上の場合は、メインの派遣会社がその年に支払った生命保険料の控除などを考慮する年末調整手続きもしてくれますので、基本的には確定申告も不要です。ただし、就業期間が年末調整手続き時期と重ならず、年末調整の書類が届かなかったため手続きできなかった場合や、医療控除、住宅取得特別控除、年末調整後の扶養家族の移動、支払調書(報酬、料金、契約金及び賞金などを受けた際に発行される書類)がある場合は、個人で確定申告をする必要があります。ダブルワークなどで2つ以上の派遣会社から給与支払いを受けているにもかかわらず、メインの派遣会社に申請を忘れ年末調整できなかった場合も必要となります。
個人で確定申告を行う際は、派遣会社から発行される源泉徴収票が必要となりますので、届いたら大切に保管して下さい。