コンピュータの消費電力を抑えるためには、システム環境設定 - 省エネルギー を開いて設定を行います。

普段は、15分くらいでスリープさせるように設定しておけば、うっかり電源を入れたまま席をはなれても自動的に画面は暗くなり、コンピュータ内部の動作も省電力状態になるため、コンピュータ本体にも地球にも優しいのですが、15分程度のスリープ設定では、まとまった時間に録画したテレビ番組や動画を見ていると、肝心のタイミングで画面がいきなり暗くなったりしてイライラさせられてしまいます。

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省エネルギー設定ではスリープの待機時間以外にも電源ボタンを押したときの動作や自動的に電源をオン/オフする設定も可能だ。システム設定 - セキュリティ でスリープから復帰するときにパスワードを入力させるような設定もできる

だからといって、自動的にスリープになる時間(待機時間)を常に1時間にしたら、自動的にスリープさせる意味がほとんどなくなります。

そんなときのために、自分の好きなタイミングですばやくスリープ設定を変更する方法を紹介します。

オンラインソフトを使う

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ちょっとわかりにくいが、コーヒーがあるときはカフェインが効いている(眠くならない)という意味らしい
同じようなことは海外のひとも考えるようで、すでにCaffeineというオンラインソフトが存在する。使い方はアプリケーションを起動して、メニューバーのコーヒーカップのアイコンをクリックするだけ。カップにコーヒーが入った状態ではスリープせず、カップが空の状態だとシステム環境設定 - 省エネルギーの設定に従うようになっています。

個人的にはこれがいちばん便利だと思っていますが、Mac OS X がおかしな挙動をすることがあるため、利用には十分注意が必要です。

ターミナルコマンドを利用したスリープ設定

スリープ設定を変更するには、システム環境設定 - 省エネルギー を開かなければならないのですが、いちいちシステム環境設定を起動して、省エネルギー設定を選ぶのは面倒です。

理想は、Dockに登録したアプリケーションのクリック一発か、スクリプトメニュー※1からのマクロ実行で済ませたいもの。そのためには、AppleScriptでスリープ設定を行えると便利ですが、残念ながら標準機能ではそのようなコマンドは無いようです。

しかし、ターミナルコマンドならば話は別。以下のようなコマンドでスリープの設定を変更できます。

【ターミナルコマンド】
pmset -a sleep 0 displaysleep 0
(上記例ではスリープの設定をコンピュータとディスプレイでオフにします)

上記ターミナルコマンドを呼び出すようなマクロを作れば、スクリプトメニューやアプリケーションを作ることが可能になります。Unixに詳しい上級者ならば、cronを使って時間毎に変更してもよいでしょう。

(※1:Macintosh HD > アプリケーション > AppleScript > AppleScript ユーティリティで設定するとメニューバーに表示されるメニュー)