Excel VBAの使い方/マクロ・VBA

自分だけのツールバーを作ってみよう!(2ページ目)

様々なボタンが並んでいるツールバー。今回は、このツールバーを作成する方法や、ちょっとした活用のヒントについてご紹介します!

緑川 吉行

執筆者:緑川 吉行

エクセル(Excel)の使い方ガイド


作成したツールバーにボタンを追加しよう


「ユーザー設定」ダイアログボックスの「コマンド」タブをクリックして、「分類」から「マクロ」を選択します。


「コマンド」の一覧に表示されている「ユーザー設定ボタン」を作成したツールバーへドラッグします。


そして、追加したボタンにマクロを登録します。登録する手順については「作成したマクロをボタンに登録してみよう!」をご参考ください。

以上の要領で、ボタンを追加していきます。いくつかボタンを追加すると、横幅が広くなるので、隠れていたツールバー名がキチンと表示されるようになります。


「コマンド」一覧の活用法


ちょっとマクロの話から横道にそれてしまうのですが、「コマンド」一覧の活用についてご紹介しましょう。
「ユーザー設定」ダイアログボックスの「コマンド」の一覧に表示されている項目は、Excelの機能を表しています。たとえば「分類」で「書式」を選択すると、「コマンド」の一覧には、Excelの書式に関するコマンドが表示されます。


そして、これらの項目も、ツールバーにドラッグして利用できます。たとえば、「書式」のコマンドの中から「セルの結合」をツールバーにドラッグしてみましょう。


ツールバーに「セルの結合」を表すボタンが追加されたことを確認して、「ユーザー設定」ダイアログボックスを閉じます。そして、結合したいセル範囲を選択して、追加したボタンをクリックしてみましょう。セルが結合されますね!


作成したツールバーに、よく使う機能だけを集めておけば、実行したいコマンドをメニューから探したり、深い階層にあるメニューにたどり着くまで手間がかかったり、といった問題をスッキリ解消できます。

それでは、話をツールバーに戻します。

>次ページでは、ボタンが増えてきた場合の対処方法について紹介します。
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