この記事と「マクロを編集しよう(With文の編集ポイント)」の2回にわけて、読み解いたVBAプログラムをスッキリした形に編集する方法を詳しく紹介します。前編にあたる今回は、編集するマクロの準備と1つ目の編集ポイントについて解説します。

なお、マクロ記録で記述されたVBAプログラムを読み解く方法については、「マクロ基本構文と読み方(プロパティとメソッド)」「エクセルのマクロ基本構文と読み方(オブジェクト))」をご覧ください。

マクロを編集するということ

マクロ記録で記述されたVBAプログラムを見てみると、プログラムの分量が思った以上に多いことがあります。その理由は、操作した内容以外の状態が記述されていたり、無意識のうちに操作した内容が記述されていたりするためです。「エクセルのマクロ基本構文と読み方(オブジェクト)」の「Withステートメントの構造とその読み方」で紹介したWithステートメントが記述されると、操作した内容以外の状態がたくさん記述されるため、特に分量が多くなります。


このままでも、作成されたVBAプログラムを実行することで、記録した操作を自動実行できます。しかし、ちょっと違った条件で実行したときに、VBAプログラム内の「操作した内容以外の状態の記述」や「無意識の操作内容」が実行結果に思いもよらない影響を与えるかもしれません。

やはり、マクロ記録によって記述されたVBAプログラムは、しっかり読み解いたあとに、「自分が記録した内容」としっかり一致するように「編集」する必要があります。具体的には、VBAプログラム内の「操作した内容以外の状態の記述」や「無意識の操作内容」を削除するということです。

また、「より読みやすい形に整形する」という意味での編集も重要です。その編集内容によっては、VBAプログラムの処理スピードが向上したり、メンテナンスしやすい形になったりします。


>それでは、学習用のVBAプログラムを作成しましょう。