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ビジネスメールの作法(1) ちょっと待て、その設定その添付

“いくら応募しても返事すら来ない”と嘆くSOHOビギナーの方々。あなたのメールはビジネスの場でも通用するモノですか? 今一度あなたのメール作法を確認してみましょう。

執筆者:美縞 ゆみ子



メールでのコミュニケーション、上手く取れますか?
SOHOワーカーにとっては血脈ともいえるツールですが、案外自分流で通している人が多いようです。今回から複数回に分けて、ビジネスメールの作法を紹介していきます。この機会にみなさんもメール・マナーを見直してみてはいかがでしょうか。

●メールであなたのスキルが判断される

Web上で求人募集している会社への応募やデジタル人材バンクへの登録は、メールを使用する場合がほとんどです。応募要領に添ったメールを作成したら、即送信! 紙の履歴書に手書きして写真を貼付するよりも、ず~っとお手軽で何社へも送ることが可能ですよね。

複数の会社へ応募することがたやすいということはメール応募のメリットですが、市販の履歴書のように一般的なフォーマットがない分、自分のやり方が正しいか否かの判断が難しくもあります。何社応募しても採用されない。それどころか返事すらもらえないという人は、もしかしたらあなたが送った“応募メールそのもの”に問題があるのかもしれません。

まだ歴史の浅いメールには、手紙のような洗練されたルールはありません。だからこそ書いた本人の“人となり”が出てしまいます。これから一緒に仕事をしていくパートナーを求めているクライアントが、あなた自身を知るための最初の情報となる応募メール。これは、あなたの能力を判断するための第一オーデションともいえます。「Wordが使える」「Webページの作成が出来る」といった能力以外のビジネススキルが、応募メールで判断されるということを十分自覚しておきましょう。

では、どういったメールが不合格となるのでしょうか?
実はメールの文面だけでなく、それ以外の部分にもポイントがあります。細かいお話になりますが、次ページで具体的に説明していきましょう。
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