困るまで待つ!?
心の底を見つめてみると、本当のあなたが見えてくる!? |
二つ目の対応策は「困る状況を無理矢理イメージする」方法です。ここでのポイントは、購入した場合と購入しなかった場合との両方をイメージし、どちらがどれだけ困るか困らないかを検証することです。片方だけでは比較になりません。必ず、購入した場合としなかった場合の両方を行います。
将来にわたって自分らしい生活を送るには購入した方がよいのかどうか、家計収支や貯蓄などお金の面ではどうか、マンション価格や金利動向、経済情勢においてはどうか、など、今の自分と少し将来の自分の暮らしをイメージしながら比較します。
その結果、今すぐ購入しなくても自分らしい生活には困らない、と納得できれば確信を持って購入を見送ることができます。ところが、自分を分析せずに何となく購入してしまったら、「こんなはずじゃなかった」となり、時間もお金も住空間も無駄になってしまうでしょう。
心の底を見てみよう
何となく決められない、どうしても買えない、という場合は、心の中に何らかの理由が潜んでいます。その理由が解決しないと、いつまでたっても「何となく不安」ともやもやした状態が続き、購入好機を見逃します。購入した場合と購入しなかった場合の将来の自分をイメージすることは非常に有効です。
イメージした結果、逆に、先延ばしした方がより“困る”状況に陥るとわかれば、そのことが自分を引っ張る原動力となるのです。
購入する理由をむりやり見つける必要はありません。むりやり引っ張り出すべきは、心の底にひっかかって浮上できないでいる気持ちです。
マンション購入が気になっているこの機会にぜひ自分と向き合ってください。将来の私にきっと役立ちます。