×不正解!!
可能な限りたくさん探し、そして絞り込む。これが就職活動の基本だ!最初から会社を絞り込んで受験すると、二つの問題にぶつかります。
ひとつは、もし全部落ちたときの保険が無いことです。後から焦って落ちたとき、もう募集が終わっていたらどうしようもありません。簡単に手遅れ状態にするほど、就職活動は軽いものではありません。結果的に受験しなくても、「受けてもいい」会社のリストは、たくさん作っておくことが肝心です。
もうひとつは、その会社が本当に自分にとってベストな会社なのかと言うこと。数社調べた上での1社と、数十社調べた上での1社は、重みが違います。たくさんの中から選んだ会社だからこそ、熱意が生まれますし、「なぜ弊社が第一志望なのですか?」と面接で聞かれても、説得力を持って説明ができるはず。たくさんの中から絞った学生と、適当に選んだ学生とでは、熱意と説得力に雲泥の差が出るのです。
電通の加藤昌治さんは著書『考具』の中で、成功する企画について次のように語っています。
「(一流の企画マンである)彼は見せる見せないはともかく、(企画を)50枚書いています。見えないから中身は分からないですが、とにかく50枚は書いた。この事実がとっても重要だ」
つまり「量が質を生む」ということ。あなたにとってベストの会社は、量をあたらないと見つからないし、量をあたらないと面接官も納得しないと言うことなのです。
※最初からテストに挑戦!