3つの条件が整えば、内定辞退の取消しは可能である!

どうせダメ元だ。どっちの結果に転んでもスッキリした気持ちには確実になれるはずだ。
内定承諾を決意すること。それは一生の中でもかなりインパクトのある決断だ。悩んで当たり前である。更にその時期に教育実習やプライベートの悩みがあって混乱してしまい、振り返ってみて誤った選択をしてしまったと忸怩(じくじ)たる思いをしてしまった。むむう、確かにこのまま曖昧な気持ちでB社に入社するのも、何だかスッキリしない。

というわけで、「内定辞退の取消し」にトライするわけだが、果たして可能なのだろうか。

私より新卒採用に詳しい、外資系会社の元新卒採用担当者に確認したところ、可能だそうだ。しかし、以下の3つの条件をすべてクリアしたときのみだ。

  1. A社に新卒採用の空きがあること
    もうすでに9月。大前提として、空きがなければ不可能である。つまり、君が内定辞退をした時点で、次点の学生に内定を出したり、また追加で会社説明会などをして予定の内定者数を確保していれば、空きはないので断られてしまうだろう。新卒採用が売り手市場の場合、意中の会社が引き続き秋採用をしていれば、逆に辞退取消しを受け入れてくれる可能性が高いと言えよう。
     
  2. 選考時点での評価が高いこと
    次に、君の選考時の評価がポイントとなる。つまり、ギリギリ内定だったのか、A評価での内定だったのかで、当然無理なお願いを聞いてくれる可能性は変わってくる。もし、ギリギリ内定であったら、内定辞退した時点で心象は悪くなっているので、復活は難しいだろう。しかし、高評価であったのなら、諸手を上げて内定辞退の取消しをしてくれる可能性は高くなる。
     
  3. 内定辞退取消しの理由をちゃんと説明できること
    最後に、「なぜ今になって内定辞退取り消しの連絡をしてきたのか」を毅然とした態度で説明できるのかが決め手となる。君の個人的事情(教育実習などで精神状態が不安定だった)だけでは「入社してからも仕事で悩んでしまうかも」と思われてしまうだろう。当時辞退した理由は簡潔に説明し、「御社のインストラクターとして精一杯働きたい」ことを熱く熱く語ることがポイントとなる。悩みを乗り越えたこと、就職活動を通して成長したこと、冷静に考えて気づいた貴社の魅力などなど、改めて最終面接で語った熱き思いをぶつける気概が必要となる。


以上、3つの点が全てクリアになったときのみ、内定辞退取り消しが可能となるだろう。どうせダメ元だ。すぐに電話してトライしよう。


※次のページで、最悪ダメだった時のアクションを学ぼう。