テープ起こしは家事と育児の合間にできる?
カセットテープが多かった従来に比べ、最近ではMD、ICレコーダーでの案件も増。機器に強くなることも大切 |
■必要な仕事環境
・自分専用のパソコンを持っている(家族と共有はダメ)
・インターネットの接続環境が整っている(常時接続がおすすめ)
・メールが使用できる(ファイルの添付ができることも必須)
・圧縮解凍ソフトが使用できる
・ウィルス対策ソフトを正しく使用し日々更新している
・Microsoft Wordなど文字が打ち込めるソフトを持っている
・音声ソフト(Windows Media Player、おこしやすなど)を持っている
・カセットテープを再生できる機材を持っている(MD、ビデオテープ、ICレコーダーの場合も有)
・用字用語辞書を持っている(『記者ハンドブック』共同通信社など)
あれ、これだけでいいの?Microsoft WordやWindows Media Playerは、Windowsを購入した時点で附随してくる場合も多いし、ラジカセなら家にある。じゃあ、購入するのはウイルス対策ソフトと用字用語辞書だけ…?と思った方も多いかもしれません。確かにこれだけで仕事ができることには間違いないのですが、プロたちが使っている道具はちょっと違います。
■プロがおすすめの仕事環境
・パソコンはWindowsデスクトップ型(Mac派は少数)
・テキストエディタの導入(メモ帳ではなく「秀丸」「テラパッド」が便利)
・音声ソフトはテープおこし専用のソフト「おこしやす」がおすすめ
・テープの再生は少し高いが「トランスクライバー」が便利
「トランスクライバー」とは、テープ起こし専用の再生デッキで、別売ですがフットコントロールユニットを使用すると、テープの巻き戻し、再生などが足で操作でき、両手が入力に専念できるという優れものです。ただし、価格は6万円前後と高め。初心者は、揃えるのに少し戸惑ってしまうかもしれませんが、作業効率は格段にアップします。
次のページでは、テープ起こしに必要なスキルについてチェック!