「新人経理マン・ウーマン」の心得とは?
質問をすることは、決して恥ずかしいことではありません。でも、一度聞いたことは忘れないようにしましょう。 |
さあ、いよいよ「経理の仕事」デビューです。仕事をするにあたって、あなたはどのように振舞えばよいのでしょうか?
■頼まれた仕事には、すぐに取り掛かる
経理の仕事は「いつまでにやらないといけない」と、期限が限られているものが多いのです。頼まれた仕事は、すぐに着手するようにしましょう。
■分からないことはすぐに確認
あなたは経理実務初心者なのですから、分からないことがあって当たり前です。経理の方法は、百の会社があれば、百通りあると考えても良いほどです。分からないことがあれば、すぐに確認するようにしましょう。
でも、「明らかに自分で調べれば分かるもの」を考えもせず、安直に質問するのはちょっと問題です。また、一度聞いた質問を繰り返し聞くのもご法度。忘れそうならば、自分でメモを取るようにしましょう。
■経理以外の人ともコミュニケーションを取る
同じく経理の仕事をする同僚などとはすぐにコミュニケーションが取れるようになるでしょうが、「経理の仕事」は会社の経営状況を数字に置き換え、改善の提案を発信していく仕事です。
実際に「会社がどんなことをしているのか」を把握するためには、社内の生の声を聞くのが一番。最初は挨拶だけでも構いません。すこしずつ幅広い人間関係を築けるように意識していきましょう。
また、これは社内に限ったことではありません。はじめは電話応対等から、取引先等ともコミュニケーションを取っていくようにしましょう。
実は「過去の実務経験を買われて経理に配属された」という場合以外、初めのうちから、大活躍を求めているというケースは稀なのです。
常識の範囲内で自然体でいけば、やがては社内外から必要とされる存在になっていきます。焦らずに、一歩一歩いくところからはじめていきましょう。