怪しい支払いを断っただけなのに……

精算してちょ
「経費精算は締切厳守で!」と当たり前のことを伝えただけなのに…

とあるクライアントの、経理部のAさんからこんな悩みを打ち明けられたことがあります。

「他の部署のみんなが、なんとなく冷たいんです……。」

彼女はいわゆる「経費精算」を担当しているのですが、どうやら、これが原因のようです。仲の良いお得意先の人と2人で飲み屋を3件ハシゴした挙句、タクシーで帰宅という、どう考えても会社の経費というよりも、友達づきあいではないかと思われるような怪しい支払いを「精算できません」と断ったところ、それ以来、よそよそしくされはじめたそうです。私もその領収証を確認させていただきましたが、「こりゃ、どうやっても経費にはなりそうにないな。」というような出費。どう考えてもAさんのほうが正しいのですが、おかしなことになってしまいました。一体どういうことでしょうか。

営業は好きなだけ経費を使っていいの!?


そんなことがあった後日、営業部長から相談があるとのことで、二人でミーティングをすることになりました。

「実は、経理のことなんですけれど。」
「何か問題がありましたか?」
「いや、部下から経費精算が厳しい、とクレームがあってね。申し訳ないが、先生から上手いこと経理に言ってはくれないだろうか。」

話を聞きすすめると、それはどうやらAさんの例の件のようです。

この件を説明するために、営業部長にその社員を呼び出してもらい「この出費は経費として認められない旨」を理由を添えて説明すると、営業部長はどうやら納得してくれた様子でしたが、その社員の口を突いて出た言葉は、なんと!
「営業が汗水流して稼いだお金なんだから、少しぐらい好きに使わせてほしい。経理なんかにいちいち文句を言われたくない。」
さすがに、営業部長も口をあんぐり。私も参ってしまいました。

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