日本語を磨くこと

外国語を日本語に翻訳する翻訳者の場合、重要なのは日本語力。
「外国語は理解さえできればいいのですが、日本語は文章力が求められます。」
自分が理解した外国語をどういう日本語で伝えるか。
その伝える技術が重要だと言います。
「翻訳エージェントに届く新しい翻訳者のトライアルの審査をすることもあるのですが、直訳が多いですね。それでは現場では通用しません。」

また、その翻訳が使われる目的や読む人に合わせた表現力も必要。
「例えば、観光サイトの翻訳の場合は、難しい専門用語はでてきませんが、読んだ人が「行ってみたい!」と思えるような訳文にする必要があります。意味を伝えるだけではなくて、読む人の気持ちを動かす日本語での表現力が必要とされます。

一方、パソコンや携帯電話の一般ユーザー向けマニュアルでは、専門用語もでてきますが読む人は一般の人。わかりやすく簡潔に書く必要があります。」

直訳なんて言語道断。さらにはその文章の目的を理解し、読み手を意識した表現力が求められるのです。