字幕翻訳家になるには
ハコ書き、スポッティングなど、字幕翻訳には独特の技術が必要とされます。また、文字数に制限がある為、ひとつのセリフをいく通りにも訳す日本語の引き出しの多さも重要。
こういった技術は独学で身につけることは難しく、やはり専門の学校などで学ぶ必要があります。
また、新人に仕事がまわってくることはほとんどないといってもいいほど狭き門なので、人脈やきっかけを掴む為にも学校に通うことは意味があると言えます。
学校の先生に仕事を紹介してもらう、専門学校主催のコンテストの成績優秀者になる、などが最初のきっかけになることも。
また映画配給会社や制作会社で働きながら学校や通信教育で専門知識を身につけ、翻訳のチャンスを狙うというのもひとつの手です。
デジタル放送、DVDなどのメディアに新しいチャンスが
劇場で上映される映画の翻訳を任されるのは、芸能人やプロスポーツ選手になるほどの難関とも言われていますが、最近ではデジタル放送やケーブルテレビでの海外番組、DVD、ゲームなど映像翻訳の市場は広がっています。テレビドラマなどの連載物は、同じ翻訳家に仕事を依頼するケースがほとんどなので、安定して仕事ができるというのも魅力です。
実力と人脈がモノをいう厳しい世界ですが、新たなチャンスがあるといえるでしょう。
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