通訳の種類・スタイル・スキル
会議や商談の成功も通訳者にかかってくる
コミュニケーションの橋渡しを担うのが通訳の仕事。国際会議の通訳や商談の通訳など、通訳者の活躍する場面は様々です。どんな場面で活躍できるのか見てみましょう。

通訳の5つの種類

●会議通訳
国際シンポジウム、政府間会議など、言葉の異なる専門家が集まっての会議における通訳。政治、経済、医学など専門用語が飛び交う会議の通訳となる為、英語力や通訳スキルのみならず、高度な専門知識が必要とされます。

●放送通訳
海外の番組を日本語に訳すものと、日本語の番組を在日外国人向けに外国語に訳していくものがあります。幅広い年齢層の一般視聴者に向けて訳すので、わかりやすい言葉とスピードで訳すことが要求されます。また、映像とあわせて訳すことも大切です。

情報が届いてからオンエアまでの時間により、あらかじめ録画された番組を見て準備をする場合と、ほとんど準備のない状態でぶっつけ本番で訳していく場合があります。

●ビジネス通訳
商談や社内会議、プレゼンテーションなどビジネスの場面で必要とされる通訳です。分野も自動車、IT、金融、機械、医薬など幅広く、専門用語を知っている必要があります。
また、企業にとって失敗の許されない大切な商談での通訳や、予想外に白熱してしまった会議など、どんな場面でも冷静に対応することが求められます。

●司法通訳
外国人が関係する事件の取り調べ、裁判などでの通訳。日本の司法制度や法律についての知識の他、常に中立的な立場を貫き私情を交えないといった姿勢が要求されます。国際化に伴い、英語以外の通訳ニーズが増えています。

●通訳ガイド
来日外国人に観光案内や日本の文化を教える仕事です。日本の社会や文化についての幅広い知識が必要とされます。
観光以外にも工場の視察などビジネス的なニーズもあります。通訳ガイドになるには国家試験「通訳案内業試験」に合格し資格をとらなくてはいけません。