通訳の3つのスタイル

●同時通訳
話し手の発言を聞きながら同時に訳していく通訳。話し手は通常のスピードで話す為、まさに聞きながら同時に訳す通訳です。相当な集中力が必要となります。2~4名のチームで、15分~20分おきに通訳者が交代します。

大規模な国際会議などでは通訳ブースに入り、ヘッドフォンから話し手の発言を聞きながらマイクに向かって訳します。また、放送においても緊急ニュースや海外からの生中継など、オンエアと同時に訳すことがあります。

●ウィスパリング
一人の人を対象に隣に座って小声で訳すスタイル。話し手の発言をほぼ同じタイミングで訳していきます。テレビ番組に外国人タレントが出演するとき、後ろで小声で訳しているスタイルです。少人数の会合などでは、話し手が間をとってくれる場合もありますが、講演や大規模な会議など、話し手が通常のスピードで話す場合は、同時通訳と同じように聞きながら訳すことになります。

●逐次通訳
話し手がある程度話した後に通訳がはいるスタイル。訳す対象者が多い場合はマイクをもって大勢の前で訳します。

通訳者に必要なスキル

語学力以外に特殊な技術が必要とされるため、たいていの通訳者は、通訳スクールで専門の訓練を受けています。
通訳スクールでは、メモのとりかたや、聞いた内容を即座に訳して伝える訓練を行います。通訳技術と並行して専門分野の知識を学んでいきます。

特に通訳スクールで学んでいなくても、業務上通訳を任される中で経験を積んでいくケースもありますが、通訳者として活躍するには、やはり基礎がしっかりしていないと難しいようです。

通訳スクール入学に必要とされる英語力は、スクールによっても異なりますが、通訳基礎コースでTOEIC800以上が目安。通訳ガイドのコースではTOEIC600位から入校できるスクールもあります。

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