どんな職場においても、人間関係が占める重要性は大きいですが、とりわけ上司との関係は避けては通れないものではないでしょうか。日本の上司と海外の上司、いったいどこがどんな風に違うのか検証してみました。


ボスとはどういう生き物か?
こんなに違う!仕事に対する姿勢
職場の雰囲気はやっぱりフランクなの?
プライベートに対する考え方は?


ボスとはどういう生き物か?

ボスとはどういう生き物か?
仕事の満足度の調査をすると必ず上位に入ってくるのが、上司との関係。同じ人が同じ職場で働いても、上司との相性によって、その人のパフォーマンスや仕事に対する充実感がまったく違ってきます。

そんな上司(=ボス)とは、そもそもいったいどういう生き物なのでしょうか?

古今東西を通して、共通しているのは「上司は思いつきでものを言う」ことでしょうか。日本でも海外でも、上司に振り回される部下、という図式はさして変わらないようです。

基本的な役割として、チームなり部署なりの結果を出すことを課せられ、そのミッションを部下を動かすことによって達成していく。これが根本的な上司の役割です。それを、部下の力を引き出しながらやることができるのかどうか、というのは個々の能力に依存してくるでしょう。

一方で、日本のボスと世界のボスで、だいぶ異なる考えかたも存在しています。日本で常識!と思っていることが必ずしも世界では常識ではない、ということをアメリカ、フランス、中国などの例を出しながらお伝えしたいと思います。



こんなに違う!仕事に対する姿勢

一番違う!という意見が多かったのが、仕事に対する評価の仕方です。

たとえば、アメリカでは、結果を出すこと=「がんばっている」こと。日本のボスのように結果にいたる過程を見ていて、その点を「がんばり」として評価するということはあまりありません。

同様に、フランスで働く日本人も、ボスがあまりにも何も言わないのでビックリした!という話をしていました。たとえば、「このお客さんは任せた」と言ってもらったら最後、部下からコンタクトしないかぎり様子も見に来ない、ということがあるそうです。意見を聞きに行くと「あなたがいいと思うようにしなさい」という回答。人によっては、逆にプレッシャーに感じてしまうこともあるかもしれません。

世界的に見ると、日本のように「上司が部下を見守っている」というスタイルは非常に珍しいと言えるでしょう。

それでは、続いて次のページでは、よく言われる「海外では上司がフランク」という話の是非を検討したいと思います。