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「外資系企業」のウソ・ホントを解明!(2ページ目)

「外資系」という言葉には独特のイメージがあります。弱肉強食、人間関係がドライ、給与が多い、などのイメージはどこまでほんとうなのでしょうか?「外資」のウソとホントを解明!

執筆者:須子 はるか

外資系はやっぱり給料が高い?

外資系はやっぱり給料が高い?
「外資の給与は高い!」というイメージがありますが、これはどこまでほんとうなのでしょうか?

実際にみていくと、極端に高い給与をもらっているケースにおいては、「外資だから高い」というよりは、証券会社など外資に代表されるような業界での給与が比較的高い、ということもみえてきます。

一方で、平均的にみると、やはり外資系のほうがやや給与が多いのも事実。しかしながら、給与が増えても可分所得が意外と増えないという現実もあります。それは、業績に関係なく皆が恩恵を受ける福利厚生に関してはあまり力を入れていない事が多いからです。特に寮や社宅などはない会社が多く、退職金を視野に入れている方はとくに総合的に判断することが求められるでしょう。

また、年功序列よりは、実力主義の会社が多いので、仮によい条件で転職できたとしても、期待に答えられなければ、あっという間に年俸が下がることもあります。

さらに賞与についてですが、一律に今年の夏のボーナスは○ヶ月分というコンセプトがない会社が多く、会社の業績と本人の実績に応じて、毎年評価され、賞与が決まることが多いようです。このようなパフォーマンスに応じた賞与(インセンティブ・ボーナス)の考え方が基本になっているということは覚えておいて損はないでしょう。




後編は、さらに気になる外資系企業の「人間関係」や「昇進」について特集していきます。

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