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「憧れの仕事」セレクション(10) パラリーガルってどんな仕事?(2ページ目)

「海外の弁護士事務所で働く」・・・アメリカの人気ドラマ「アリーマイラブ」でも登場する舞台です。弁護士の資格がなくても弁護士事務所で働くことができる「パラリーガル」という役割について解説します。

執筆者:須子 はるか

パラリーガルになるには

資格は不要、というパラリーガル、いったいどういうプロセスを経験すればなれるのでしょうか?

ここでは、アメリカの例をとってご紹介いたします。米国でパラリーガルとして仕事をするためには、特定の学校に通い教育を受けるというパターンと、インターンのような現場トレーニングを積んでパラリーガルとしての知識を習得するパターンがあります。

学校へ通う場合には、2年制、4年制の大学、専門学校、大学院などさまざまなレベルでパラリーガルに関するクラスが開講されています。学校選びの際の基準となるのは、全米の弁護士協会であるAmerican Bar Association (ABA)の認定を受けているプログラムかどうか、というポイントです。ABA認定がなくてもよい学校はありますが、ABA認定があれば最低限のレベルがクリアされていることが保証されます。



パラリーガルのスクール紹介

パラリーガルのスクール紹介
上記のような、ABA認定のパラリーガル養成講座を探すには、以下のようなウェブサイトを参考にしてください(英語のみ)。

American Bar Association
ABA認定の教育機関を検索可能です(「How to choose a Paralegal Program」のメニューより)。

The American Association for Paralegal Education (AAfPE)
AAfPEのメンバーとなっている教育機関を検索することができます。

National Federation of Paralegal Associations (NFPA)
ABA認定の学校とAAfPEメンバーの学校の両方が検索結果で出てきます。




弁護士になるつもりはないけれど、法律には興味がある、という方にパラリーガルという職業は大きな可能性を広げてくれます。こんな職業もあるんだ!ということを知っていただけたらうれしいです。

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