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「憧れの仕事」セレクション(10) パラリーガルってどんな仕事?

「海外の弁護士事務所で働く」・・・アメリカの人気ドラマ「アリーマイラブ」でも登場する舞台です。弁護士の資格がなくても弁護士事務所で働くことができる「パラリーガル」という役割について解説します。

執筆者:須子 はるか

「海外の弁護士事務所で働く」・・・アメリカの人気ドラマ「アリーマイラブ」でも登場する舞台です。弁護士の資格がなくても弁護士事務所で働くことができる「パラリーガル」という役割について解説します。


パラリーガルとは
どんな仕事があるの?
パラリーガルになるには
パラリーガルのスクール紹介


パラリーガルとは

パラリーガルとは
パラリーガル(=リーガルアシスタント)とは、弁護士の監督の下で、法律知識を駆使して、実質的な法務業務を行う人のことです。弁護士と異なる点は、特別な資格を必要としないため、法律に関する判断を行って、顧客に直接法的なアドバイスをすることはできない、というところにあります。

ただし、実際には訴訟手続きの書類作成やお客様へのアドバイスの資料づくりなど、かなり法律よりの仕事をすることになります。

パラリーガルの数は年々増えており、今後も増加が予想されています。増えている理由としては、まずそもそも法務サービスに対する社会的な需要が増え続けていること。そして、弁護士がより専門性が高く複雑な業務に集中できること、効率性が高まること、それによって顧客への報酬価格を削減できることにあります。



どんな仕事があるの?

主に弁護士事務所で働くパラリーガルが多いようですが、その他にも、企業の法務部、保険会社、銀行の信託部門、病院、不動産会社、政府機関などが挙げられます。なかには、フリーで独立して法務サービスを行うパラリーガルもいます。かならずしも、どこか特定の場所で求められるというよりは、あらゆる場面でさまざまな需要に対応できる職種であると言えるようです。

また、実際の業務も、雇用主の規模、業種によってその仕事内容はかなり変化に富んだ内容になります。

仕事の範囲として、民事訴訟、刑事訴訟、会社法、労働法はもちろんのこと、場合によっては行政法、親族・相続、不動産、破産、知的財産権など多くの分野にまたがります。

さらに、具体的には、顧客の管理から、法律のリサーチ、依頼案件の調査分析、訴訟書類準備、契約書やその他の法律文書のドラフトづくりなどが挙げられます。

さて、こんなパラリーガルになるために、次のページではいったいどうやったらパラリーガルになれるのか?について検証していきたいと思います。
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