BATIC試験の方式
Subject 1 (英文簿記:400点)とSubject 2 (国際会計理論:600点)の2つの試験があり、2つの試験の得点を合計(1000点)してレベルを認定します。
そして、認定されるレベルは以下のように分類されます。
(東京商工会議所のウェブサイトより抜粋)
スコア200~319 | ブックキーパーレベルベーシックな会計取引を英語で理解できる。 |
スコア300~699 | アカウンタントレベルブックキーパーに対する簡単な指示、英語による会計帳簿の記帳及び管理ができる。 |
スコア700~879 | アカウンティングマネージャーレベル国際会計理論(国際財務報告基準・米国会計基準)の基本的な部分を理解している。月次及び年度の会計決算ができる。適切な決算修正、仕訳、精算表、簡単な決算書の作成ができる。 |
スコア880~1000 | コントローラーレベル国際会計理論を理解し、米国基準での決算書(P/L、B/S、C/F)の作成、分析及び国内基準の組替えができる。会計手続き、会計方針、内部統制組織の策定とその推進ができる。 |
BATICの効果的な勉強方法は?
BATICの試験に関しては、CPAほど試験準備の選択肢はありませんが、ご紹介いたします。【手軽な本】
●国際ビジネスの必須資格BATIC受験パーフェクトガイド
BATICを詳しく知らない方に、導入本としては最適です。特に、試験の傾向と対策、体験談、また効率よく勉強するためのノウハウも公開されています。
●BATIC Subject1 問題集
試験の主催をしている東京商工会議所が発行元の一冊。問題集なので、とにかく問題に慣れ、どんどん説いていくことで実力UP!公式テキストのほうは、わかりづらいという評判ですが、問題集のほうは最低限購入しておいたほうがいいでしょう。
【通信講座とスクール】
●あずさビジネススクールの通信講座
Subject1とSubject2のそれぞれに通信講座が用意されています。東京商工会議所の監修によるのはこの講座のみになります。
●プロアクティブのBATIC通学講座
数少ないスクールのうちのひとつになります。スクール形式のいいところは、ともに学ぶ仲間が得られるところです。通信や本に比べると割高ですが、忙しい方などにはかえって短期決戦ができてよいのではないでしょうか。
CPAとはまた違った可能性のあるBATIC。国内の転職にも役立つ可能性が高いこの資格、是非挑戦してみてください。
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