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夢の生活(5) フィレンツェ編 伝統薫る古都フィレンツェで働く

料理人、ソムリエ、革製品の職人さん。「夢を実現させる仕事」を求めて多くの日本人がフィレンツェを目指します。今回は特別にフィレンツェに詳しいエキスパートにもご協力いただきました。

執筆者:須子 はるか

今回は、イタリア・フィレンツェ留学生&在住者用の情報交換サイト「エッフェルンガネット」を運営している藤森隆氏にご協力をいただきました!まさに生の情報満載です。


フィレンツェのここが魅力!
日本人の求人状況は?
フィレンツェで夢の実現
フィレンツェの生活費


フィレンツェのここが魅力!

英語で「フローレンス(Florence・花)」と呼ばれるフィレンツェは、400年前のルネッサンス時代から変わらぬ町並みを持ち、町全体がまるで博物館のようなヨーロッパ屈指の観光地です。

20世紀前半までは、イギリス紳士は社会人になる前の儀式、「グランドツアー」と称し、フィレンツェへ短期滞在するのが慣わしになっていました。そんなフィレンツェは、今でも世界中の国々からその奥知れぬ魅力に取り付かれた人々が、観光で、留学で、そして新しい人生のステージを求めてフィレンツェにやってきます。



日本人の求人状況は?

「ここ2、300年」観光都市として反映しているフィレンツェで働くということは、基本的にどんな職業であれそのほとんどが大きな意味で「観光」に結びついています。

従って、自然と商売の対象は外国人など観光客が中心であり、日本の京都のような古都であるにもかかわらず、外国人が働くということにそれほど違和感がない街です。

まず言葉の面では、イタリア語が喋れないというハンディキャップ以上に、「外国語が喋れる」ということがアドバンテージになるのが特徴です。つまり「日本人=日本語堪能」というだけで、職を探す上で有利になるケースが多いのです。

そんな観光都市フィレンツェで一番多い求人は、いわゆる「店員」です。老舗のおみやげ物屋さんからGUCCIなどのブランドショップなど、あらゆる店で日本人が働いています。

次いで多いのが、「ウェイター、ウェイトレス」です。ただし、レストランやカフェなどはモノを売るお店と違い日本語というスキルをあまり求められていないので、他の外国人と同じ土俵での職探しとなります。

さらに、フィレンツェでは、ソムリエや料理人など「夢の実現」を目指す人が多く働いていることにも注目したいと思います。
フィレンツェのここが魅力!
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