海外で働く・転職する/海外での仕事・働き方

憧れの仕事(1) 国際公務員 国連で働く(2ページ目)

国際公務員。それは、国連で働く者たちへ与えられた称号。まさに国際的な桧舞台といっても過言ではない国際連合で働くにはいったいどのような方法があるのでしょうか。可能性を検証します。

執筆者:須子 はるか

▼採用ミッション
  国連開発機構(UNDP)や国連事務局など、日本人職員が不足しがちな機関がわざわざ日本に採用担当者を派遣して登用を行います。毎年あるわけではありませんが、競争試験やロスター登録に比べると採用への敷居は比較的低くなっています。


▼ヤングプロフェッショナルプログラム
  アソシエートエキスパート同様に、若手職員採用のために作られたプログラムで、一定期間の見習いを終えると正規の採用に結びつくケースが多い。AEと異なる点は、応募者が日本国内のみならず、世界から集まるという点で、競争率・難易度ともに高くなっている。
  経済協力開発機構(OECD)や国連教育科学文化機関(UNESCO)がこれらのプログラムに参加しています。


▼国連本部インターンシップ
  大学院に在籍する学生のみを対象としていますが、国連本部で1年に2ヶ月ずつ、3回にわたって実施されているインターンプログラムです。無給の上、渡航費、滞在費も自己負担となり、厚遇とはとても言えないけれど、学生のうちから国連で働く経験を積めるのはその後のキャリアにインパクトを与えるでしょう。




  上記のように、国連で働くために用意された門は数多くあります。自分の経歴や能力に見合った入り口を選び、積極的に挑戦してみてください。もちろん、応募の前に最低限必要な知識や経験を地道に積み重ねることも忘れずに。

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