「構成」のエッセンス
英語プレゼンの大きな特徴がこの構成に関することです。日本語で話しをする際には、重要なことや結論をどうしても最後にもってきがちです。英語でプレゼンをする場合には、とにかく結論を最初に伝え、その論拠を追って説明するというわかりやすいフォーマットがあります。
大学時代に英語で論文を書くときに、「こんなにいつも決まった型でいいんだろうか?」と疑問に思ったことがありましたが、読み手側が読みやすいということを最重要視することからむしろ型にはまっていることが望まれるのだということがわかりました。
プレゼンテーションに関しても、何をどの順番で言うのか?というプレゼンテーションの「型」を一度覚えてしまえばあとはラクに話しやすくなります。
「内容」のエッセンス
「何を話すか?」ということももちろん大事なのですが、実は「何のために話すか?」という目的意識がなお大事です。どんな話をするときにでも、常に何を目的としているのか?話の結果として自分は何を得たいのか?を明確にしておく必要があるでしょう。とりわけ英語での商談の際には、この部分が明確でないと、どんなに話し上手でも望む結果を得ることが難しくなります。また、自分自身がきちんと思いいれをもったテーマで話すことも大切です。そういう意味では「内容」は「自分の想い」にも通じる部分があるということを覚えておきましょう。どうやって内容やテーマを選ぶか?という部分に関しては、シリーズの中でお伝えできたらと思います。
次回からは、いよいよ具体的なプレゼンスキルについてご紹介したいと思います!
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