独身女性50人が望む"結婚相手に求めること"
■内面が、誠実、温厚、頼りがいがあり、尊敬できる人であることこの回答は、50人中、ほとんどの方に共通していました。ルックスについては、結婚相手という意味では、あまり重視していないという意見が多数派を占めました。一方で、「恋愛ならルックス、結婚なら性格×年収」という率直なコメントも頂けました。
多くの女性の方は、「浮気」については、悪いイメージを持っており、（当然でしょうが…）浮気をしない人であるというのも重要項目として挙がっていました。また、離婚経験のある方からは、「浮気をするのはモテル男性を選んだ以上仕方がないが、自分には絶対にわからないようにして欲しい」という少数意見も頂きました。女性における「誠実」という言葉は、「嘘がない」という大きな意味ももちろん含んでいるのですが、「異性関係が活発すぎない」という意味で使っている方が多いようでした。
仕事においても「誠実」であることは重要な要素。採用する側も「誠実さ」をあげる企業が少なくありません。女性にも会社にも好まれるのは、まずは「誠実であること」でしょうか。
■家事が一通りできること（できれば子供が好きな人）
年収だけでは、自分たちにとって望ましい夫婦生活が描けないだろうと予想している女性の方が多いようでした。女性自身が働くということについては、比較的ポジティブで、仕事には遣り甲斐があるし、捨てたくないと考えている方が多数派を占めました。
一方で、自分で稼ぐ分、男性には、家事や育児について、自分と同じだけのパワーを割いて欲しいと考えている方も多いようです。当たり前といえば当たり前なのですが、今回の調査で、男女の方からヒアリングした結果、本当の意味での男女平等の時代がやってきたと感じました。
また、参考になる意見を婚経験のある女性の方から頂きました。男性は、結婚前は「家事や育児などできる限りのことはやるよ」などと口にするが、実際に口でいうのと、実行することには大きな隔たりがあるので、本当に、家事、育児をやってくれそうな実行力のある人かどうかを確かめておくべきという意見もありました。
今の時代、自身も仕事を持ちたい女性が増え、仕事一筋というよりも、ライフワークバランスの取れる男性が理想になっているということでしょうか。
■価値観があうこと
男性と同じく、「価値観が合う」ことを重視している方が多かったです。できれば趣味やセンスが近い方が良いというもの。また、趣味やセンスが違っていても、お互いに許容できるということを重視しているようでした。また、男性以上に女性のほうが「旅行」が好きな方が多いようで「一緒に旅にいっても楽しい、自然体でいられる」ことを具体例としてあげている方が複数いました。
束縛や拘束をされることに対してはネガティブで、自分だけの時間が欲しいという意見もありました。また、少数意見ではありますが、「週末婚」のようなスタイルで、平日は別に暮らし、週末一緒に過ごすことを理想にしている方もいました。
■年齢については、こだわりはない
男性のほうが年上のほうが良いという意見が確かに多いのですが、相性があえば、どちらでもかまわないという方がほとんどでした。また、少数意見ではありますが、ベンチャー経営者の女性からは、「お金は、自分が稼ぐので、男性には、家事、育児全般をやって欲しい。それでいて、自分の成功を妬まない人がいい。結果として、年の離れた若い男性のほうが良いかも」という意見もありました。このようなバリバリのキャリアウーマンタイプの女性は、日本ではなかなかいらっしゃらない方かもしれませんが、今後益々、このようなキャリアウーマンの女性が増加するのではないでしょうか。私の知っている女性の方でも、10歳以上年下の男性と結婚した方も複数いることに気づきました。
キャリア女性は、男性のキャリアよりも自分の仕事の応援をしてくれる男性を好むといったところでしょうか。
■離婚経験がある（例えばバツイチ）方が良い！？
離婚については、現在よくあることであるため、相手に離婚経験があることについては基本的には気にしないという方がほとんどでした。しかし、離婚の原因が浮気だった場合は、見極めが重要と考えているようでした。なかには、一緒にひとつ同じ屋根の下で暮らす苦労をしっている人のほうが、むしろ良いと考えている方も比較的いらっしゃるようでした。離婚経験があるなしでいえば、「もちろんないにこしたことはないが、あってもまったくかまわない」という意見が主流派を占めました。
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