マイホーム取得の意味って何なの?
人生には様々なイベントがありますが、その中でも「就職」「結婚」「出産」、そして「住宅取得」はその人のライフプランを大きく左右する要素を有します。毎年、70万組超のカップルが誕生する結婚は「ゴールイン」とも形容され、あたかも結婚が「人生の終着点」であって、その終着点(=ゴール)に到達したかのような表現がなされます。

では、住宅取得はどうでしょう。やはり、マイホームを手に入れることも「ゴールイン」なのでしょうか?——「マイホーム取得は男子一生の仕事」ともいわれ、確かにビッグイベントであることは間違いありません。賃貸生活から脱出し、わが家を手にした人にしか、その喜びは分からないのも確かでしょう。

しかし、「住宅取得」=「ゴールイン」だとすると、そのゴールの先には一体、何があるのでしょう。目標を設定し、その目標に向かって計画を遂行することは重要ですが、“目標のための目標”になっては意味がないように思えてなりません。あなたにとって、家を持つことの「意味」とは何なのでしょう。そこで今回は、原点に立ち返ってみたいと思います。

女性の皆さん、皆さんが「ダイエット」する意味は何ですか?


長引く不景気のせいか、近年、パソコンや英語、さらには公務員や税理士など、資格を取ることがブームになっています。「就職に有利になるように」「給料アップのため」、あるいは「将来の独立を考えて」と、様々な動機で勉学に励んでいることでしょう。とても感心させられます。しかし、その方々は誰もが試験合格を「目標」にはしていないはずです。資格マニアのような人は別として、大多数の方が資格取得は「手段」で、前述したように「目的」はキャリアアップや知識の習得、あるいは、リストラ対策などであるはずです。

また、本サイトは女性の読者が比較的、多いのですが、女性の皆さん、皆さんの関心が高いダイエットは「目的」ではなく「手段」ですよね。「きれいになりたい」「あこがれの洋服が着たい」「男性に注目されるようになりたい」、はたまた「メタボリック対策」等々、これら明確な「目標」があるからこそ、つらい減量に耐えることができるはずです。ダイエットは「通過点(手段)」でしかなく、その通過点の先に喜びが待っているはずです。

住宅取得は単なる「通過点」 その先に「目標」が存在する


では、ここから本題に入り、住宅取得は「手段」なのでしょうか、それとも「目的」なのでしょうか? —— もう、答えは出ており、改めて述べるまでもないでしょう。住宅取得は単なる「通過点」であり、 その先に「目標」が存在するはずです。

その目標とは? いうまでもなく『家族のしあわせ』です。マンションにしろ一戸建てにしろ、住宅そのものは生活の基盤でしかなく、屋根と壁に囲まれた空間の中で、いかに“夢”のある生活が送れるかが重要となります。理想の豪邸を手にしたところで、毎日、夫婦ゲンカが絶えないようでは元も子もありません。

新居への引越しは「スタートライン」(出発点)であって、「ゴール」ではない。この点を混同しないことが、住宅取得をより意味のあるものに押し上げることとなります。是非とも「手段」と「目的」を混同しないよう、頭を整理しておくことが欠かせません。
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