ただ、これはあくまでも目安で、場合によっては社長が面接して即断即決というケースもあれば、最終面接から1カ月近くも待たされるケースもあります。また、技術系職種では事務系に比べて1日~2日ほど選考に時間がかかる傾向もあります。
なお、上記の日数は採用を内定した人に対する場合で、選考にもれてしまった人に対する連絡は、これより遅れることが多いようです。中には、不採用となった人には何ら通知しないという失礼な会社もあったりします。
いずれにしても、採否の結果はいつどんな形で連絡してもらえるのかを面接のときに確認しておき、約束の期日を過ぎても連絡がないようなら、早々にあきらめて次の会社に応募することを考えるべきです。
中小では応募から2週間、大手では3週間を目安に
以上の採用プロセスを通してみた場合、履歴書を郵送するタイプでは応募から採用通知が届くまでは、中小企業の場合で20日前後、大手企業では35日前後というのが平均的なところになります。履歴書持参型では、郵送や書類選考にかかる時間が短縮される分、中小で約2週間、大手で約3週間程度とかんがえていいでしょう。
なお、ネットでの応募では、ホームページに用意された応募フォーマットを利用することで、履歴書の郵送の手間が省けることになりますが、その後、書き込みされた内容をもとにしての選考、面接、採否の最終判断といった流れには変わりはありません。
いずれにしても、1社応募してその結果を見てから次を探すというような転職活動では非効率です。並行して複数の企業に応募できるよう、上手にスケジュールを組みましょう。
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