離職率が低い
離職率が低い会社というのも重視されている |
また、退職する理由も重視しているようで、キャリアアップに繋がるような転職をしている人が多い会社は好感がもてるが、使い捨てのような感じで、2年ともたずに、退職しているような会社には行きたくないという意見が主流派をしめました。
現在のビジネスパーソンの企業の選び方として、離職率というものがひとつのキーワードになっていることは確かです。10%程度の離職率を保ち、少なくとも3年ぐらい中途採用の方が勤務し続けるような会社を好む方が多いようです。
究極の働きたい会社とは、創業すること
「サラリーマンであれば結果として、どこも似たようなもの」「組織でいれば、本当にやりたいことができる仕事をし続けるのは困難」
「本当にやりたいこととは、リタイヤしてからやるもの」
など様々な本音がヒアリングできた。サラリーマン出身のベンチャー社長や役員の方からは、本当にやりたいことを実現するには、究極的には創業し、事業を起こすことが必要という意見がありました。
これは起業経験のない方からも多数あり、やりたいことをするためには、
自分で会社をやるしかないが、その勇気がない、自信がない、スキルがないと考えている方が多いようです。
ガイド高野の意見としては、もっと日本で、起業、創業する方が増えてくる社会になってほしいなということです。ライブドア事件以降、起業ブームが去った昨今ですが、ビジネスチャンスはまだまだ多々あると感じます。
では、本当に働きたい会社を見つける方法とは?
●友人、知人からの情報収集大学時代の同期、転職していった知人など、知っている方からの情報収集を積極的に行いましょう。会社ばかりの付き合いしかしていない人は、久しぶりに、同窓会を簡単に主催してみるとか、会社を辞めていった方とコンタクトを取ってみるのも良いことです。同じ会社であった人というのは情報を得るのにもっとも有益な人であることが多いです。元同僚というのは安心できる面もあります。率直に本音を語ってくれることも多いでしょう。友人、知人からの情報収集は本音の情報が得られやすいので、貴重です。
●ヘッドハンター、人材紹介会社からの情報収集
定期的に、ヘッドハンターや人材紹介会社のキャリアコンサルタントから情報を得ておくと良いでしょう。現在のマーケットであるとか、求人情報を知っておくことはあなたにとって、有益なことが多いはずです。上手な付き合い方をされるなと思う方は、なにかにつけ人付き合いとして、飲み会などのお誘いをたまにしてくれる方です。人材業に関わる人たちも「人間」ですので、良くしてくれる人には、より早く良い情報を届けようという意識が働きます。
加えて、転職を考えているという人を紹介してくれる人も人材業の人たちにとっては有益な方になります。それでビジネスを展開しているわけですし、
人からの紹介ほど頼りになるものはありません。変な人を紹介してくる人はまずいないものです。私自身、人からの紹介でキャリア相談をしていますので、人を紹介してくれる人のありがたさといったら肌身にしみます。
また、人材業の方に、「自分がどの点を伸ばせば売れる人材になるのか」と言う点も質問してみると良いと思います。もっとも、本質的には、「仕事の成果を出す」ことこそが重要ですが、トレンドは少しずつ変わってきています。
例えば、語学でいうと中国語、私がこの仕事をはじめた99年頃であれば、中国語を使えることは、あまり重要ではなかったです。しかし、時代も変わり、中国語ができるという人のアドバンテージが明確に出始めています。今後は中国のマーケットがどんどん成長し、まずます中国語の必要性は高まっていくでしょう。ビジネススキルがあり、加えて、中国語も多少できるということで、年収やポジションがあがったという人も最近はよく聞くようになりました。
人材業の人と本当にお仲良くなると、「あなたは転職しないほうがいいですよ」といってくれることもあります。沢山の事例から転職にはまだ早すぎるのに、ジョブホッパーのように転職してしまい、のちのち苦労している方をよくみているからです。
●転職求人媒体からの情報収集
具体的な求人情報を知りたい方には、それぞれ特徴のある求人情報サイトがあります。以下、ご参照ください。
【総合的な情報が知りたい方向け】
■リクナビビネクスト
■エンジャパン
【外資系求人を知りたい方向け】
■ダイジョブ
【クリエイター、エンジニアの方向け】
■find job!
【インターネット上にあるすべての情報を知りたい方向け】
■ジョブダイレクト
また、近日、私の友人の会社から、月間3000円ぐらいのお金を払えば、年収1000万以上の求人情報が見れる専門サイトがリリースされます。年収が高い人向けのサービスとなります。いろいろと書かせていただきましたが、
あなたにとっての「本当に働きたい会社」とはいったい何でしょうか。決して妥協することなく、追求していただきたいものです。
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