もはや他人事ではない!倒産やリストラの危機
入社時からリストラや倒産を考えている人はいないもの |
読者のみなさん中には、「自分の会社は大丈夫だ!」と思う方もいるかもしれませんが、倒産やリストラの危機は確実に身近に迫っています。今回インタビューを受けてくださった3人の皆さんも、入社当時は「まさか自分がそんな目にあうとは」と思っていたそうです。参考にしていただければ幸いです。備えあれば憂いなしです。
<Aさんのケース>突然のリストラ!予想はしていたものの…
30代/男性/外資系証券会社/セールス/年収2000万以上ガイド高野
実際に自分がリストラされると予想は出来ていましたか?
Aさん
業界が業界なので、ある程度首を切られる覚悟はしていました。しかし、それにしてもひどい。私のいた会社は、ワンフロアが丸ごとなくなってしまったようです。
ガイド高野
いったいここまでひどい状態になったのは何が原因なのでしょうか?
Aさん
まー、言える話と言えない話がありますが、、、そもそも法律的にみても、グレーというのか、ギリギリの商品を作って販売してきたのは事実です。実際に訴えられている案件の数もかなりあります。私の場合は、訴訟を起こされていないのですが、逆に、訴訟されていれば、会社に残って対応しなければならないので、リストラされなかったかもしれません。どちらが良かったのかといえば微妙ですが。
Aガイド高野
このリストラから得た教訓は何かありますか?
Aさん
ついつい、お金が入ると浪費してしまいがちなもので、来年の税金が怖いですね。とはいえ、就職先もそう苦労なく見つかったので、昨年ほどの年収ではないですが、まずは安心といえば安心です。広い意味で同じ業界ではありますが、次の会社は安定的に働けそうです。ちょっと面白くはなさそうですが、今は仕事があるだけ良しとしたいと思います。
あえて何か教訓めいたものをいえば、お金を稼いでも、ある程度質素に暮らしておいたほうが良いかもということでしょうか。自分はできませんが(笑
[ガイド高野の感想]
外資系金融機関に勤めている方は最近は厳しい状況ですよね。しかし、仕事は割合とすぐに見つかっている方も多いようです。仕事に対するコミットメントの高い方々ですし、引き合いもありますよね。収入の多い方は、何故か、ついつい支出も多くなるもの。不況の今は、脇をしめていきたいところですよね。
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