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「電子化」といっても、今後の取引がネット上に制限されてしまうわけではありません……
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来年1月から、株券電子化がスタート! 電子化後の株券は無効になるため、賢い株主としては、必要な手続を期限までに終えたいもの。そこで、手続が必要になるのはどんな場合? その期限は? 費用はいくらかかる?

【CONTENTS】
■1ページ…… 株券が「ただの紙切れ」に変身する電子化のメリットとは?
■2ページ…… 手続が必要になるのはどんな場合?
■3ページ…… 手続の期限は? 費用はいくらかかる?

来年1月5日以降、株券は「ただの紙切れ」に変身!

株券電子化が始まるのは、2009年1月5日。約1ヵ月後に迫っています。株券電子化は、上場会社の株式などの株券をすべて廃止し、株主が持つ株主権(議決権など)を電子的に管理すること。紙の株券をなくすため、「株式のペーパーレス化」ともいわれ、今後はすべて、電子的な管理に統一されます。これにより、電子化後の株券は、すべて無効=「ただの紙切れ」に変貌……。

株券電子化のメリットとは?

では、株券電子化のメリットはいったい何? 気になる株主のメリットは……
■株券を手元で保管することで起こりがちな紛失・盗難を防げる
■株を売買する際に株券をやり取りしたり、名義書換をしたりする手間が省ける
■株を発行する会社が、商号や売買単位を変える際、株券を交換する手間が省ける

一方、こちらのメリットは……
■株の発行会社…… 株券の印刷代や印紙税などのコスト削減、また、株券が偽造されたものでないかをチェックする手間が省ける
■証券会社…… 株券を保管・運搬するためのコスト削減、株主が株券を証券保管振替機構(2ページで解説)に預けたり引き出したりする場合の手続が省ける

つまり、株主・発行会社・証券会社のいずれにとっても、面倒な手間が省けるオールハッピーの制度というわけですね!

ところで、株券電子化が始まるに当たり、一部の人は、一定の手続を行う必要があります。これを怠ると、場合によっては株主の権利を失ってしまうこともあり! そこで、手続が必要になるのはどんな人? いつまでにどんな手続をすればいい?