1ページ目 【事前の世論調査と、速報冒頭の出口調査予想にまずは注目!】
2ページ目 【勝敗を決める27の「一人区」の開票状況を要チェック!】
3ページ目 【自民・民主が勝敗ラインをこえられるかも注目ポイント、へたしたら首相退陣も?】

【事前の世論調査と、速報冒頭の出口調査予想にまずは注目!】

こちらも要チェック! よくわかる政治

まずは、事前の世論調査をチェックしよう

選挙特番を楽しむためには、まずは事前の新聞やテレビの世論調査をみておくことをお勧めします。

たとえば、「○○党有利」と出ていて、実際にどうなったか。これ見ものなんです。こうなった場合、「なんで○○党有利なんだ、おれはやっぱり選挙にいって△△党に投票するぞ」とか、

「こりゃ○○党楽勝ジャン、だったらおれは△△党に入れて応援してやろう」とか、いう人たちが出てきて、実際には思わぬ結果を生むことがあるのですね。

このような効果を、アナウンスメント効果といいます。

これがもろに出てしまったのが1998年の参院選。1週間前の世論調査は「自民党圧勝」。しかし、山一證券が自主廃業するなど、景気が悪くなる一方の経済状態で、「なんで自民党が勝つんだ」と、疑問に思った多くの無党派層が自民党以外の候補者や党に投票したのですね。

結果、自民党は改選議席60議席を大きく割り、126議席中46議席という歴史的な大敗北を喫し、橋本首相は退陣に追い込まれたのでした。

だから、「今、自分のところが有利って書かれたら、不利になるってことだよ」なんていう選挙関係者もいます。はたしてアナウンスメント効果が今回の参院選であらわれるかどうか、まずは前段階として注目しておいて下さい。

選挙特番が始まったら、一気にザッピング!

さて、選挙特番が始まりました。いつものように、今回も、まずは出口調査をもとにした、各党の議席予想数から、スタートするでしょう。

投票閉め切り、8時にいっせいに各局が予想を発表するはずです。さあ、リモコンを手にして、一斉に各局の予想を見てみましょう。

この間の衆院選では、この予想、各局ばらばらでした。「自民党220議席と改選議席数大幅割れ」とか、「民主党200議席獲得」などと予想した局もありました。

しかし、はずれました。自民党は237議席、のちに自民に吸収された保守新党や、公明党の票も入れて安定多数を手にし、民主党は177議席にとどまりました。

出口調査は、本当の選挙民の投票行動がわかるとはいえ、基本的にサンプル調査です。誤差は、当然生じます。5%くらいはあると思っていいでしょう。

また、ある党に有利な地区の投票所ばかりで出口調査をやっていると、当然正確な結果は得られません。均等な結果が出るように、調査員を割り振らなければなりません。

ここがうまくいっているかどうかが、出口調査の正確性の分かれ目のようですね。

そして、テレビ局(具体的には選挙デスク)は8時までに、出口調査をもとに当落を予想しなければなりません。なかには接戦のところもあるでしょう。そういう場合は事前の世論調査を参考にしたりしますが、これもさっきいったようにあてにならないところがあります。

というわけで、一体どの局が今回の選挙、8時の段階でしっかり予想できたか? これをまず8時に一斉にチャンネルを切り替え切り替えしてチェックして、各局の選挙特番をザッピングしていきましょう。

ちなみに、「出口調査なんか受けたことないな」という人がほとんどだと思います。それだけの少ないサンプル数で、当落予想を判断しているわけです。

もし出口調査を受けたい、という人がいるのなら、思いきって出口調査員になってはいかがでしょう。出口調査のことがよくわかりますよ。まだ求人誌やサイトに募集が出ているかもしれません。時給は意外といいので・・・(^^)