今回の聖火リレーを「失敗」と報道する海外メディア

中国
画像は中国。中国政府は今回の五輪に多大な期待をかけているが……
ところが蓋を開けてみると、各地で抗議の嵐です。IOCは対応のために、各国で聖火リレーのルート変更や短縮を行わざるを得ませんでした。本来は、聖火とともにスポンサー企業の宣伝カーが走っていく予定でしたが、それも厳しい状況になっています。

しかしこの状況においても、スポンサー企業は聖火リレーの中止に反対しています。そのために多少のルート変更をしつつも、最後まで実行されることになりました。

今回はすでにスタートしてしまったためにやむを得ず最後まで実行されることになった聖火リレー・国際ルートですが、IOCは次回の2012年ロンドン五輪以降の国際ルートについては、是非を検討していく姿勢でいます。

本来は五輪の象徴として1936年のベルリンから始まった現代の聖火リレー。今年は、スポンサーの商業主義と世界の人々の中国政府への憤りが激突する場となってしまいました。今回の聖火リレー・国際ルートについて、「失敗(fiasco)」という言葉で報道している海外メディアも少なからず見られます。本来の聖火リレーの意義をもう1度考えて、次回以降の国際ルートの実行を決定して欲しいものです。

参考サイト

The Australian(2008/4/23)
北京五輪聖火リレー公式サイト

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