治療薬はなし! コンドームによる予防が肝心!

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保健所のエイズ検査は「匿名」「無料」。不安感にさいなまれているより、検査に出向く勇気を!
写真提供:フリー画像素材EyesPic
最初に、エイズの基本知識をおさえておきましょう。エイズとはどんな病気? エイズウイルスに感染すると、体を病気から守る免疫機能が破壊されて抵抗力が低下し、その結果、悪性腫瘍や感染症をわずらうようになります。このような症状が出た状態が「エイズ」。ただ、感染してもすぐに症状が出るわけではなく、症状が現れない潜伏期間が6ヵ月~15年以上と長く続きます。そのため、性行為などを通じて気づかないうちに他人にうつしてしまう危険がとても大きい……。

現在のところ、エイズを完治させる治療薬はありません。ただ、エイズウイルスは感染力が弱い上、血液・精液・膣分泌液と主な感染経路が限られるため、通常は性行為以外で感染することはありません。たしかに、1ページの調査結果でも経路が限られていましたね。そこで、感染予防の心強い味方とされるのがコンドーム。性行為の際、コンドームを正しく使用すれば、エイズはもちろん他の性感染症の予防にも、威力を発揮します。

感染は若者だけじゃない! 40代ではなんと36%アップ!

では、感染が増えているのは、やはり若い世代が中心? たしかに、感染者のうち20~30 代が占める割合は68%と3分の2に上りますが、昨年と2005年を比べると、
■エイズウイルス感染者…… 30~40代が大幅に増加!(30代は約21%増、40代は約36%増)
■エイズ患者…… 30代・40代を中心に、50代以上でも増加!
感染者・患者共に30代以上が増加し、感染者では特に40代の大幅増が目立ちます。40代男性に同性間の性的接触が増えている?

保健所のエイズ検査なら「匿名」「無料」!

ところで、誰にもわからないようこっそりエイズ検査を受ける方法ってある? エイズ検査は、病院・保健所で受けられますが、保健所の場合は「匿名」かつ「無料」(保健所へのアクセスは、下記の関連サイトを参照)。感染の可能性があった時から3ヵ月以降なら、感染したかどうかが確実にわかるので、検査に行くタイミングを要チェック!

厚生労働省の「性感染症報告数」によると、2005年の性感染症の患者数は、
■性器クラミジア…… 3万5,057人
■淋菌感染症…… 1万5,002人
■性器ヘルペス…… 1万258人
と、それぞれ1ページのエイズ患者数を大きく上回っています。恐れるべきはエイズだけではないと言えそうですね。

愛するパートナーと健康的な「性的接触」をエンジョイするためには、一にも二にも感染予防が肝心! コンドームの正しい使用に加え、場合によっては検査に出向く勇気も必要です。

【記事の関連サイト】
●All About「よくわかる時事問題」のサイト
世の悲しみ・恐怖のニュース

●その他のサイト
エイズ予防情報ネット
全国の保健所一覧、全国保健所長会


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