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決算書、読めたら何が分かる?(2ページ目)

決算書は、決して専門家だけが使うものではありません。就職や投資の参考になるのはもちろん、生命保険会社や銀行の決算書、自分の会社の決算書でアブナイ会社の早期発見にも役立ちます!

執筆者:石原 敬子

■損益計算書(P/L)=1年間の経営成績を表したもの
ポイントは、「売上高」と3つの「利益」。

売上高 商品販売やサービスの提供などから得る収入。
営業利益 本業のもうけ。材料費や人件費を引いてある。
経常利益 毎年発生するお金の出入りを営業利益に加えたもの。
当期純利益 その企業の全ての活動の結果の利益。臨時収入や臨時支出などが加味される。

■どう使うか?
毎年の損益計算書を並べてみて、売上高や3つの利益の推移から成長しているか?衰退しているか?を見ることが出来ます。3つの利益を眺めてみて、全体の利益の中に占める本業の利益は大きいのか?本業がパッとしないのに、臨時収入で黒字に持っていったりしていないか?などに着目してみると良いでしょう。次のページでは、貸借対照表について解説をします。
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