社会ニュース/よくわかる経済

はじめての日経、楽しく読む!

経済を知ろう、投資の勉強をしよう、という時に、日経新聞を読んだ方が良いのでしょうか?初めから気合を入れて読む必要はありません。楽しく読む方法を身につけて、だんだん読めるようになって行ったらしめたもの!

執筆者:石原 敬子

文章:石原 敬子(All About「よくわかる経済」旧ガイド)

これから新年度を迎え、ビジネスマン、ビジネスウーマン1年生は、「社会人になったら日経新聞を読みこなし、颯爽とオフィス街を歩く」自分の姿を思い描いたりして、期待に胸を膨らませているところでしょうか?また、配置換えなどで、「よし、日経読んで、“デキる奴”と思わせるぞ」なんて方もいませんか?学生の皆さんも、就職活動のために日経新聞を読んでおきましょう!なんてレクチャーされているのではないでしょうか。

春になると、本屋さんには「日経新聞の読み方」なる書籍が、多数並ぶようになります。でも、日経新聞って、飽きずに読み続けるのは、いきなりだと結構シンドイものです。投資の勉強のために定期購読をした、という方でも、株式相場が低迷してしまうと読むのをやめてしまう方も多く、なかなか日経新聞を読むのは手ごわいようです。それでも、やはり日経新聞は「ネタの宝庫」。ぜひ、楽しみながら読んでもらいたいものです。楽しみ方を覚えれば、習慣になるのは早いもの。はじめての日経新聞を、楽しく、長続きするように読むには?のヒントをお伝えしましょう。

★まずは、日曜日からスタート!
★主婦ネタは日曜&土曜で
★ビジネスマンだけど日経は初心者というあなたは月曜もチェック
★定期購読初心者は3面を大切にせよ
★慣れてきたら・・・
★最後に一つ、注意点


■まずは、日曜日からスタート!
定期購読はお薦めしません。お仕事柄必要で定期購読するという方は別として、自発的に日経新聞を読んでみようと思うあなた!気合を入れて、毎日読もうったって続かないからやめておいた方が良いですよ。新聞って、月払いにしていると、コスト意識が薄くなりますよね。まずは日曜日に、出かけたついでに駅やコンビニで140円を出して、買ってきて下さい。あの情報量で140円はとても安い買い物だと思いますが、おサイフからお金を出すことによって、大事に読むと思いませんか?本来、経済ニュースはスピード勝負。でも日曜版は、決して最新ニュースばかりではありません。それでも慣れるまでは、十分です。まずは、じっくり、やさしい言葉で書いてある記事から目を通してみましょう。日曜版には、1週間分のトピックス、解説記事、素朴な疑問、マーケット情報が、平日よりずっとシンプルに、そしてわかりやすい表現でまとめたコーナーが紙面のあちこちに散りばめられています。

例えばどんなものがあるのでしょう?それでは、2004年2月の毎週日曜日の日経から、どんなコーナーに、どんな記事が出ていたか次のページでご紹介しましょう。
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