著作権侵害が常に問題のYouTube
世界的なニュース誌「タイム」もYouTubeを評価。 |
何が著作権侵害にあたるかは改めて詳しく書きますが、この問題は世界中のテレビ局など動画提供元が神経を尖らせていて、うかつなことをしたら自分も訴えられてしまうかもしれません。
実際YouTubeがメジャーになるに伴って、著作権問題もどんどん拡大しています。今年の10月には、日本のテレビ局などがYouTube上で公開されている動画の中で、自分たちの著作権を侵害していると思われる物・約3万枚を削除依頼しました。また、世界のマスコミ関係者は、YouTube上で著作権が侵害されないように、監視体制を取りつつあると言われています。
載せてはいけない動画の一覧
このように世界中のテレビ・動画関係者がYouTubeに対して監視の目を光らせるようになっているので、ユーザーは動画をアップロードするにあたって十分に注意することが必要になってきます。YouTubeの利用規約には、以下のような動画をアップロードしないことが定められています。1.著作権を侵害する物、企業秘密に関わる物、第三者の所有権・肖像権・プライバシーを侵害する物。
2.YouTubeや第三者に損害を与えるような、嘘や不当な表現を含む物。
3.違法、猥褻、中傷、名誉毀損、脅迫、ポルノ、嫌がらせ、他者への憎悪、人種・民族的な差別、刑法に抵触する、民事責任を問われる、法律を犯す、以上のような表現を含む物。
4.広告やビジネスの勧誘表現を含む物。
5.別人物へのなりすましを含む物。
いかがでしたでしょうか?常識的に考えれば当然のものばかりですね。しかしそれでもきちんと文章にして頭に入れておけば、間違って規約違反の動画をアップロードすることもないでしょう。
「決定的瞬間!」や「微笑ましい1コマ」など、ありとあらゆる動画がアップロードされて閲覧できるYouTube。これはネットの可能性と楽しみをまた1つ広げてくれたのですが、新しい物が生まれると当然それに伴う問題も生じてきます。規約をしっかり読んで、皆様が楽しいYouTubeライフを送って頂ければ幸いです。
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