頭のよい子が育つマンションが登場したと聞いて、さっそく見に行ってきました。JR京浜東北線のさいたま新都心駅から徒歩10分ほどの場所に、「イトーピア エフィールさいたま新都心」のモデルルームがあります。

大きなワンルームのような開放的な間取り

このマンションがなぜ頭のよい子が育つと言われているかというと、秘密は間取りにあるそうです。モデルルームに入ると廊下がほとんどなく、いきなりリビングが広がります。間取りは74.81m2の2LDKなのですが、部屋の仕切りがガラス張りになっているので、まるで大きなワンルームのような広々とした印象です。

リビングの真ん中にはアイランドタイプのキッチンが置かれており、住戸全体を見渡せるようになっていました。間取りの中央にキッチンがあるというのは大胆なプランですが、開放的な間取りなので違和感はありません。

「頭のよくなる家」のプラン例。総戸数126戸のうち、14戸でこのプランを選ぶことができる

難関中学に合格した子の家の間取りを調査

住戸プランニングでは、売主の伊藤忠都市開発と住環境コンサルティング会社のエコス・コーポレーションが提携しています。同社は難関中学に合格した子どもの家の間取りを調査し、『頭のよい子が育つ家』という本を出して話題になりました。

それによると、子どもの教育に必要なのは、以前は3R(Reading:読み、Writing:書き、Arithmetic:そろばん)と言われていましたが、これからは3X(Express:表現、Explore:探求、Exchange:交流)が重要になるそうです。このマンションの間取りが開放的なのは、家族の交流を深めやすくするためということでしょう。

エコス・コーポレーションの調査によると、難関中学に合格した子どもの多くは子ども部屋にこもって勉強をするわけではなく、家族と一緒にリビングやダイニングなどで勉強するケースが多いそうです。この間取りなら、リビングで勉強している子どもを見守りながら、母親がキッチンで調理することができます。

親と子が本棚やテーブルを共有

モデルルームのファミリーライブラリーはガラス張りでキッチンから見通せるようになっている
モデルルームのファミリーライブラリーはガラス張りでキッチンから見通せるようになっている
洋室のひとつは子供部屋として提案されていますが、「ファミリーライブラリー」と名付けられ、子どもだけでなく親も本棚やテーブルを共有できる空間としています。これも家族の交流を促す仕掛けのひとつですが、さらにポイントになるのが子どもと大人が本棚を共有する点です。親がこれまで呼んできた本を子どもが「探求」することで、教育効果が大いに得られるということです。

このファミリーライブラリーは9畳の広さがあり、標準プランでは4.5畳の洋室2つに仕切られています。子ども2人の家庭では子どもが小さいうちはひとつの大きな部屋で過ごさせ、成長したらリフォームで仕切りを設けることも可能です。

「頭のよくなる」マンションには、さらにユニークな仕掛けが