火災保険料はどの家も同じではない

住まいを新築するなら、耐火性の高い家にする、というのは必須条件ですが、それでも、万が一のことを考えて、火災保険をかけるのが一般的です。
この火災保険の保険料は、地域によっても異なりますが、同一エリアでも、住宅によって変わるのをご存知でしょうか。つまり、住宅の構造や耐火性の違いで、火災保険料は、高くなることも安くなることもあるのです。


構造によって保険料に差がある

住宅の場合は、建っている地域が同じだとすると、家の構造によって保険料が変わります。一般的に、木造住宅のほうが鉄筋コンクリート造や鉄骨造よりも燃えやすく、被害が大きくなるおそれがあると判断され、保険料は、木造住宅は割高に設定されています。耐火性に優れた住まいであれば、それだけ火災の際の損害も最小限に抑えられるため、修理や復旧するための費用も少なくてすむので、鉄骨などのほうが保険料が安く設定されているわけです。

保険料を計算する際には、地域という条件のほかに、「耐火構造」であるとか、「準耐火構造」であるとか、木造であるというような構造区分に分けて、保険料率が決められています。

耐火構造による建築物は、鉄筋コンクリート造やレンガ造などなので、ここでは一般的な一戸建住宅に限定して説明していきます。(データ提供:旭化成 へーベルハウス)もっとも保険料が安い住宅は、下記のB構造の建物。これは建築基準法によって、「耐火構造」に続いて耐火性が高いとされる「準耐火構造」にあたります。ご覧いただたように、同じ建物で算出しても、構造によって保険料にずいぶんと大きな差があることがわかります。

住宅火災保険料
(30年長期一括払い・保険金額3000万円・新価実損型・東京・世田谷の場合)

 B構造  276,400円 
*保険料集金委託契約を締結した提携金融機関のローンの場合
 C構造  460,200円  
 D構造  903,600円