今後はアメリカやイスラエルの行動が鍵

パレスチナの地図
ガザ地区はイスラエルの封鎖によって孤立感が強まっている。
今後、パレスチナの情勢はどうなるのでしょうか?鍵となるのは、やはりアメリカやイスラエルの行動でしょう。イスラエルは早くも、ガザのハマスを叩くという意思を見せ始めています。実際に6月20日には、イスラエルがガザを空爆しています。

本格的にイスラエルとハマスの間で紛争が始まれば、また泥沼化していく可能性があります。ハマスはかなり国際的に孤立しているとは言え、イランなどから武器支援を受けていると言われています。

ハマスやその支持者はパレスチナ地域でかなり根付いているので、全て殲滅(せんめつ)するには相当手間取るはずです。アメリカが思い切って介入してハマスを攻撃すれば、軍事的には勝利をあげられるかもしれません。ただアメリカはイラク戦争で失敗して国内外から批判されているので、また同じようなことをするのはかなり躊躇するでしょう。

ガザはすでに周辺地域から孤立して、物資が入ってこないため、物価が高騰していると伝えられています。ガザ地区には150万人の市民が住んでいますが、その市民に人道的危機が迫る危険性もあります。またハマスもこのまま黙っているのではなく、スキあらばイスラエルを攻撃するでしょう。どういう形にせよ、今後しばらくはパレスチナの情勢は緊張が続きそうです。


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