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発見! 頭と体と心を鍛える英会話教室(2ページ目)

スポーツをしながら英語を学べる施設が最近増えていますが、それに加えて”心”も鍛えてくれる英会話教室を発見! そんな新感覚の教室に、さっそくお邪魔してきました!

執筆者:別当 律子

『キックボクシング+英会話』=心の成長!

泣きながらだって、子どもたちは決してあきらめません!
『e-kids(イー・キッズ)』の最大の特徴は、なんといっても体を動かしながら、英語の勉強をしていく点にあります。

今回取材させていただいたのは、Kitties(コネコ 2~8歳)とBears(クマ 9~12歳)の2クラス。まずはじまったコネコクラスの子どもたちが教室に入ってくると、子どもたちは先生の「How are you?」という問いかけに「I'm fine!」と大きな声で応えていきます。

教室の中の会話は半分は英語、半分は日本語。「キックボクシングなども取り入れているため、安全にかかわる部分もあり、そうした注意は日本語で行っています」(クラス担当:窪田先生)ということですが、指示や掛け声など、実際にアメリカで生活したり、学校に通うときには結構必要になるのに、学校や、通常の英会話教室では意外に教わることがない、日常生活に密着した言葉は、そのほとんどが英語でやりとりされます。

耳で覚えるためか、みんな発音が本格的!
レッスンは、まずは準備運動としてストレッチ、駆け足などが行われます。その中でも、体を動かしながら、子どもたちは常に力いっぱいの声で数や曜日、月などを英語で暗唱していきますが、運動の中身がテンポよく変わっていくので、子どもたちの集中力がとぎれる暇がなく、また、集中している子、していない子といったバラツキもありません。

小さな子どもも、真剣にキックを決めていきます
そしていよいよお楽しみのキックボクシングのレッスン。ただ、人にパンチやキックを直接あてることはありません。
「子ども同士の組み合わせにも配慮しています。ただそれは、同じ力や年齢の者同士を組ませるということだけではなく、大きい子と小さい子を組ませて面倒をみることや人を思いやる心を学ばせたりといったこともしています」(窪田先生)

年齢も性別も関係なく、みんな必死です!
そして最後は、フットボール。実は窪田先生は大学時代、日本人でただ一人のカレッジフットボーラとして、アメリカで活躍していたのです。そしてそのときの経験が、この教室のメソッドの基礎となっています。

このフットボールでは、ボールを2つ投げて、誰がそれをとれるのかを競うのですが、先生はこの子は集中力をもっと、この子は粘りをもっとというように、それぞれの子どもの心の成長の課題をしっかり把握しており、それに応じてきちんとアドバイスと課題を与えます。
そう、こうした部分こそが、e-kidsが頭と体だけではなく、心も育ててくれるといわれる素因となっているわけです。

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