幼児期にはバランスのよい運動が必要!会場には定員一杯の約500組の親子が最近、子どもたちの体力低下が叫ばれていますが、その一方で特に男の子の習い事の上位には運動系のものが並ぶなど、学力同様、運動に関してもできる子、できない子の”二極分化”が進んでいるようです。しかし将来サッカー選手を目指すからといって、小さい頃からサッカーだけしかしないことには、実は専門家から異論があがっているのも事実です。たとえばサッカー評論家としれ知られるセルジオ越後さんは、日本選手の場合、平均値は決して世界にひけをとらないものの、突出した能力を誇る、いわゆる”スーパースター”が少ないのは、小さい頃からサッカーに特化して練習を重ねる日本特有の環境の弊害であると指摘しています。サッカー王国ブラジルの選手たちは、幼児の頃には日本でいえば”鬼ごっこ”のように、さまざまな運動要素を含む遊びをたっぷりすることでまずは身体を動かす楽しみを体感しながら様々な身体能力を鍛え、いざサッカーをやり始めた時にはその力が土台となることで世界に名だたるスーパースターが数多く排出されるのだというのです。「小さい頃には、まずは身体を動かすことは楽しいことなのだということを子どもたちに実感してもらうことが一番です」と、ひろみちお兄さんこと佐藤弘道さんがスーパーアドバイザーを務めるティップネス・キッズの主催者も指摘します。そこで今回は、先日開催された『ティップネス・キッズ』の親子フィットネスイベントの様子をご紹介すると共に、そこでひろみちお兄さんが披露してくれた、家庭でできる簡単親子フィットネスをご紹介します!123次のページへ