秋のお楽しみといえば、なんといっても”味覚狩り”!
秋の深まりと共に、栗や梨、そして柿やぶどうなど、秋の味覚が店頭をにぎわせています。でもせっかくなら子どもたちには、食べるだけではなく、自ら収穫の喜びを味合わせてあげたいもの。そこで今回は、全国の「味覚狩り+α」のお楽しみがあるスポットをご紹介します。収穫したとれたて果実でジャムやジュース作りにチャレンジして、味覚狩りを”食育”につなげてみませんか?
オススメ 味覚狩りスポット紹介!
<北海道・東北地方>
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自分の手でとった果物は、おいしさもまたひとしお! |
■そうべつくだもの村(北海道)
そうべつくだもの村は、いくつかの地域の農園が協力して味覚狩りを実施しているため、四季を通じて野菜、果物狩りを楽しむことができるのが特徴です。
ここの施設で注目なのは「体験学習」プログラムを実施していること。おもに団体対象とはなっていますが、季節ごとにじゃがいもの苗の植え付けや、農作物の管理体験などをすることができます。
■ふるさとセンター(青森)
9月初旬~11月中旬までの間、りんごのもぎとり体験ができるほか、昔のりんごの品種や外国の品種、今後、有望な品種など約250種のりんごの木800本を見学し、学ぶことができます。
さらに「りんご菓子工房」では、りんごを使ったクッキーやパイ、煎餅作りも体験できるほか、りんごの木の皮をていねいに編みあげていく「林寿」作り体験、りんご草木染体験を楽しめるなど、まさに根っこから枝、葉っぱにいたるまで、”りんご”を丸ごと使って楽しい体験ができるオススメスポットです。
<関東>
■たくみの里(群馬)
たくみの里内にある「桃季館」内で収穫した果物で、手作りジャム体験を楽しむことができます。
そしてジャムができたとなれば、欲しいのは焼きたてパン。実はここでは、パン作り教室も開催しているという用意周到さ。ジャム作りとパン作り、両方体験して味覚の秋をおもいきり実感しましょう!
■マザー牧場(千葉)
広大な敷地を誇るマザー牧場。秋のご自慢の味覚はさつまいもとキウイフルーツです。さつまいも掘りは9月中旬から、キウイフルーツ狩りは11月3日~11月下旬までの毎週土・日曜、祝日に開催します。
また、マザー牧場には食の体験工房があり、チーズやバター、アイスクリームなど、牧場ならではのクッキング体験をすることができます。
<甲信越・東海地方>
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みかん狩りは、まさにこれからの季節が旬! |
■二ツ堀みかん園(静岡)
こちらのみかん園では、みかん狩りでみかんを購入した方には搾り器などを無料で貸与。まさにとれたての果汁100%のフレッシュジュース作りを体験することができます。
今の旬はオレンジ。100%果汁の安心オレンジジュースを、どうぞ召し上がれ!
■りんごの森(長野)
りんごの森では、おもに12月までの間、野外彫刻を楽しみながらりんご狩りを楽しむことができます。
またジャム作りは、季節を問わず年間を通じて楽しむことが可能です。
<関西>
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おでかけの際には、食べ放題の有無、おみやげは別途料金が必要かなどもしっかり確認しましょう |
■よこせ梨園(滋賀)
微生物により土壌環境を良くして化学肥料を使わない「ラクト自然農法」で育てられた「有機ラクト梨」が評判のよこせ梨園では、梨のほか、ぶどう狩りも楽しむことができます。
また、ジューシーで豊かな甘さをほこる有機ラクト梨を使った梨のコンポート手作り体験も人気を集めています。
■丹後あじわいの郷(京都)
さつまいもの収穫体験ができるこちらの施設では、食の体験が大充実! バウムクーヘン作りのほか、ソーセージ、バターやパンなどの手作り体験が楽しめ、しかも小さな子どもたちでも参加できるで家族で楽しめると、地元のママやパパたちから熱い支持を集めています。
<九州・中四国>
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梨などは収穫時期が短いもの。実際におでかけの際には、電話などでまだ豊富に実りがあるかなどを確認確認しましょう |
■伊万里新幸農園(佐賀)
環境にやさしい農業をめざすこちらでは、10月中旬までは新高梨の最盛期。大きな梨だけに、狩りごたえもあるというものです。
さらには園内では黒毛和牛や有田鶏など地元の食材を使った野外バーベキューを、家族で楽しむこともできます。
■くぼ観光農園(岡山)
マスカット狩りから栗拾い、しいたけ、柿狩りなど、幅広い品種の収穫体験ができるくぼ観光農園にはキャンプ場も併設されており、その中を流れる小川では、サワガニ捕りを楽しむことができ、まさに泊まりがけででかけたい施設だといえます。
<関連リンク>
秋だ! どんぐり拾いを楽しもう!